学生が就職先企業を選ぶ基準
学生が就職先企業を選ぶ基準を知っていますか?
それさえ把握していれば採用活動で何を打ち出してPRすべきかが明確になりますね。
一番は将来性というデータが出ています。
「長く働きたいと考えているので、定年まで潰れない会社がいい」
「すでに成功した事業のある大手企業がいい」と会社自体の安定性を重視する学生もいます。
同じように会社の将来性を気にする学生でも、
「過去の経緯よりも、変化の激しい時代に柔軟に対応できる会社かどうかを見ている」という意見も。
「新しい取り組みへの姿勢はもちろんだが、それを実行できる資金力も重要」など
シビアに分析している学生もいます。
一方で「人生100年時代といわれているので、年を重ねても通用するようなスキルを身につけたい」
「転職する際に、有利になりそうな会社がいい」と自分自身の将来性を高められそうな企業を選ぶ学生もいます。
将来性といっても様々な見方があるようです。
求人原稿を作成する際に、会社の将来性をPRする際、
長く働ける環境であることや実績などを数字で具体的に訴求することは有効でしょう。
また具体的に個人にどのようなスキルアップが見込めるのかも、先輩例などを出しながら記載することも◎。
「将来性」に次いで2番目に多いのが「給与・待遇が良い」
3番目が「福利厚生が充実している」は、
ここ数年で重視する学生が増えています。
本格的に就活を始める前なので、分かりやすい条件に目が行きがち、という側面もありますが、
就職氷河期には上位に挙がってこなかった項目で、売り手市場を感じられるデータですね。
4番目は「職場の雰囲気が良い」。
重要視する学生はとても多い印象です。
インターンシップなどで、企業に足を運び、社員と話す機会も豊富にあるため、
その企業の雰囲気が自分にマッチするかを見極めています。
「とにかく社員とのフィーリング。仕事内容にはあまりこだわりがない」という学生も。
その結果「今、興味がある企業は、業界も職種もバラバラ。
この先、面接やエントリーシートで志望動機などをうまく伝えられるのか」と不安になる人もいるほどです。
ただ、本格的に就活を進める中で、いろいろな企業と出会い
自分の軸が途中で変わっていくことも多いはず。
ただ、最初のきっかけ作りとなる原稿制作において注意すべき点をまとめると
「将来性」
「給与・待遇が良い」
「福利厚生が充実している」
「職場の雰囲気が良い」
という結果になりました。
あくまでも職場の雰囲気や福利厚生などの待遇面に惹かれてきてほしいわけではありませんが
ここまで求人件数が溢れかえっている中、採用活動で何をすべきか考えると
実際に会って深い話をするためにも、いかに原稿の中で具体的に魅力を伝えるかです。
抽象的に、「成長しています〜」なんて言われたって、
学生は何百万という数の会社の比較のしようがありません。
ピンっときてもらうポイントこそが数字を使うこと、具体的な訴求をすることです。
いかがでしょうか。
個人的にはそれでも、環境面に惹かれてきてほしい訳ではないという経営者の気持ち、とても共感します。
それならば、ベンチャーに絞っている学生を集めた就職サイトの中で
他の企業と差をつけるために、数字を使った具体的訴求をするのはいかがでしょう。
とても効率的に求める人物像に出会える有効な方法だと思います。
未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ