ベンチャー企業とは

ベンチャー企業とは『新技術や高度な知識を軸に、大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する中小企業を指す』(ウィキペディアより)という記述の通り、大企業では実施しにくい事業モデルであったり、組織集団を形成して事業を進めている企業がイメージできると思います。

ベンチャー企業の分類

一般的に成長ステージでベンチャー企業を分類することができますが、例えば以下のような分類をご紹介します。

スタートアップ事業構想段階
アーリーステージ事業が開始した直後で営業利益が赤字段階
ミドルステージ事業が拡大し営業利益が黒字化した段階
レイターステージ株式公開に向け、内部統制等の管理体制を整備する段階
IPOステージ株式公開後の段階

独立行政法人情報通信研究機構のWEBサイトでの定義

上記分類に当てはめてみると主にミドルステージ以前となるようなベンチャー企業を中心として、Ventryでは紹介しています。もちろん、レイターステージやIPOステージの企業も掲載しております。どちらかというと成長ステージを重視するより、規模(主に社員数)がベンチャーをイメージさせる企業を取り上げられるようにしています。

ベンチャー企業の組織形態に着目する

上述の通りベンチャー企業は『新技術や高度な知識を軸』とした『創造的・革新的な経営を展開』していますが、必ずしも『新技術』ではなかったり、『高度な知識』ではないケースがあると思います。そうではなくても『創造的・革新的な経営』をしているケースは非常に多いと感じます。大企業の組織形態は一般的に学問で学ぶことができる組織論に当てはめて考えることが可能かもしれませんが、ベンチャー企業のそれは必ずしもそのような組織論に照らして考えることが適当ではないことが多いのではないでしょうか。

社長がすべての部門の責任者であったり、社長自らが日々営業で駆け回っていたりということは容易に想像できるます。

自ら動いて成果を手にする

このような規模の組織に身を置くことで自分自身を成長させ、意外な才能を開花させ、新たな価値を社会に提供している方々は多いと思います。自ら起業して社長になった方、起業後まもなくのベンチャーへ転職し事業部長になった方、20代にして年収1,000万円を超える報酬を手にした方など、成功例をみると枚挙にいとまがありません。もちろん光と影ではないですが、失敗を経験している方もいるのは事実です。

どのような転職先を選ぶかはみなそれぞれの考えによるところですが、自ら考え行動したいという欲求が強い場合はベンチャー企業も選択肢のひとつとして考えても良いのではないでしょうか。