【今年の新卒、これ以上内定数を減らしたくない!!】他企業がやっている施策まとめ


【内定が足りていない企業33.8%?!】

マイナビが7月11日に発表した採用活動調査で、
内定数を確保させるのが難しいと回答した企業は
上場企業を含む3008社のうち1002社と、なんと3分の1以上でした。

また、現状で2019年卒学生の内定率は8割近く。
売り手市場が非常にわかりやすく表れた厳しい状況に置かれています。
19年卒の採用予定数は18年卒を上回っていたものの、
学生の数は大きく変わらないだけに充足できない企業が多くなっているようです。


【内定者をこれ以上減らさないために取るべき施策まとめ】

今出している内定を確保したい。
ならば、内定者の離脱を防ぐフォローを例年以上に考えていくべき。
例年の内定者フォローを見直したり、
新たに受け入れ体制を整えて内定者を社内に適応させえる施策を考えてみてください。


学生が本当に求める内定先との接点方法は…?

〈学生がしてほしかった内定フォローのアンケート回答〉
1位、内定者との懇親会
2位、勉強会、グループワーク
3位、先輩社員との懇親会

となっています。
つまり、働くイメージを高めるものや繋がりを深めるものにニーズあり。
内定ブル―があっても社内のどこかで社員や同期との繋がりがあるだけで
安心感を感じるようです。



【内定フォロー具体的な事例】

◆内定者を採用チームに加える
少しベタですが、導入しやすく、成功している企業は多いのです。

・説明会当日の運営のお手伝い
→資料準備や受付、コンテンツに内定者との座談会を組み込む

・内定者で原稿を作成させるプロジェクト
→自分たちで作った原稿でどう反応が変わるかを体感させる
ことで満足度が高い内定フォローに。

◆社内報を作成してもらう
社員紹介や本社オフィス紹介でもなんでもOK。
内定者から見た「うちの会社の良さ」をまとめてもらうのです。

社員へのインタビューや、社内を理解するための行動が必要になるので、
社員と交流できたり会社の魅力を自主的に考える時間になります。


◆内定式に発表の機会を与える
ここ最近、内定式という場で入社までの集大成として
学生から社員に向けて発表の場を設けるのが人気です。

・社員を感動させる動画を内定者で作って発表
→動画の機材や必要経費は会社で負担し、内定者だけで内定式に流す動画を作成させるというものです。
テーマは企業によりそれぞれですが、
社員の心をグッと掴んだり、驚かせるような内容は学生ならではの発想力が活かせると面白いかも。
内定者同士で能動的に集まったり交流もあるので、会社のことも知らないといけないので、
結果的に会社の理解度と絆が深まります。

自然と内定者同士の絆も高まるので辞退防止にも繋がるのでオススメ。
ただ、会社側は、来社日を定期的に決めて打ち合わせる場を設けてあげる後押しは必要です。


【その他、面白い事例】
・頭を使う系のボードゲームにチャレンジさせる
・体育館を抑えてマニアックなスポーツにトライしてもらう。
(インディアカ、スポーツチャンバラといったマイナースポーツ)
・コミュニケーション力を鍛えるような楽しいタイプの研修を行う



総じて、普通に集まってご飯を食べたり、自社研修をしても
就活期に慣れてしまっている学生が多いので、行動を起こさせる課題を出してあげることが何よりポイントです。

そして、内定者同士あるいは社員と
入社後の働くイメージ、一緒に働く社員のイメージを高めてあげることが有効です。

 

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ

 

 

 


公開日:2018年7月23日