新卒採用のキーワードは「働きやすさ」「プライベート」「インターンシップ」


新卒採用のキーワードは「働きやすさ」「プライベート」「インターンシップ」

 

学情が行なった『2019年卒学生就職活動意識調査レポート(2018年4月版)』調査で

下記のような調査結果が出ました。

 

【調査結果概要】
・知りたい企業情報は「仕事内容」、「面接での質問内容」、「社風」
・志望する条件では「休日・休暇がしっかり取れる」、「転勤のない企業」、「給与の高い企業」の比率が前年より増加傾向
・約半数が「6月末までに内々定を得たい」と回答
・内々定を得た企業への応募のきっかけは「就職サイト」、「合同企業セミナー」、「インターンシップ」

 

■知りたい企業情報は「仕事内容」、「面接での質問内容」、「社風」
学生が最も知りたい情報は「仕事内容について具体的に」となり、

ついで「面接での質問内容について」「社風、社内の雰囲気」「詳しい選考フロー」と続きました。

具体的な仕事内容や社風に加え、選考についての情報も求めている傾向があるようです。

 

■志望する条件では「休日・休暇がしっかり取れる」、「転勤のない企業」、「給与の高い企業」の比率が増加
志望する条件としては、「休日・休暇がしっかり取れる企業」

「安定していそうな企業」の2項目を過半数の学生が志望しており、

「全国的に知名度がある大手企業」の回答を上回っています。

働きやすさという面を重視し、また「休日・休暇がしっかり取れる企業」に加え、

「転勤のない企業」、「給与の高い企業」が昨年を上回っていることからも、

安定志向でプライベート重視する学生が増えていると言えそうです。

 

■約半数が「6月末までに内々定を得たい」と回答
内々定の獲得時期については、約5割の学生が「6月末まで」としており、

昨年同様に6月の選考解禁に合わせ活動を終えたいと考えているようです。

そういった学生の志向性や実際の動きに合わせ、年々就職活動の短期化がますます進んでいると考えられます。

 

■内々定を得た企業への応募のきっかけは「就職サイト」、「合同企業セミナー」、「インターンシップ」
内々定を獲得した企業への応募のきっかけは、「就職サイト」が最も多く、

ついで「イベント(合同企業セミナー)」となっており、

ナビサイトや合同企業セミナーが就職活動における風物詩的存在になっていることがわかります。

また、ついでインターンシップが応募のきっかけとなったと答える学生も多く、

説明会だけでなく、より企業理解を深められる場であったり、

現場の雰囲気が感じられるインターンシップの重要性も無視できないようです。

 

 

現在の求人倍率は9.91倍。

売り手市場です。

どこまで学生に合わせていくかも検討ものですが、

競合他社と比較される以上、学生の求めている情報開示を意識し

選考フローや説明会設計をするのが得策のようです。

 

 

 

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公開日:2018年6月28日