【これからの追加施策を検討中の人事様へ】ダイレクトリクルーティングのススメ


先日リクルートから6月1日時点の内定状況が発表され、
約7割の学生が内定を保有している、という結果が出ました。

続々と就活を終了する学生が出てくるこの時期、
企業側としてはここから1ヶ月間が大きなヤマ場になりそうです。

とはいえ、問題は接触まで。

学生も就活の時期としてはそろそろ終盤と考えているからこそ、
安易なエントリーはしない傾向にあります。

これまでの就活で学生の目が肥えてきているだけではなく、
時間がないからこそ「本当に行きたい企業を探そう」と、
動きに慎重さが出てきています。

この時期にどれだけ接触出来るかが重要な企業としては、
内心かなりヤキモキするかと思います。


だからこそ重要視すべきなのは今主流になりつつある
『ダイレクトリクルーティングサービス』です。

通常の採用活動ではナビ上で企業情報・説明会日程を設けて、
「とにかく待つ」ことが1番になってしまいます。
しかしこの学生超売り手市場。
いつまで待っていても状況は変わらないのが現実・・・

企業側から直接アプローチ出来る
『ダイレクトリクルーティングサービス』
をもっと有効的に活用するべきです。

今回はその効果をより高めるために、
スカウト文章の書き方のポイントをまとめていきます。


■スカウト文章における4つのチェックポイント


スカウト文章は次の4つで構成されています。
『件名』『書き出し』『本文』『スカウト後の導線』
もちろんそれぞれに明確な役割があります。

これらを意識するだけでも反応は大きく変わるはずです。

 
◇"開かせる"役割の『件名』

当然ではありますが、スカウトは開いて貰わなければ意味がありません。
そうでなければ、本文がどれだけ良い内容だとしても効果は"ゼロ"となってしまいます。
件名はスカウト文章の「キャッチコピー」です。
他社との違いをここで生み出さなければ、埋もれてしまいます。

作成時のポイントとしては、募集における限定的な情報を書くこと。
【特別感】【限定感】などを感じてもらえる件名にすることで、
相手の探究心を刺激します。

 
◇"興味を持たせる"役割の『書き出し』
書き出しには、スカウトを開いてくれた学生との初めての
コミュニケーションという重要な役割があります。

学生にとってスカウトで一番気になる点は、
「どうして自分がスカウトされたのだろう?」という疑問です。

ダイレクトリクルーティングが注目されている今だからこそ、
学生には毎日多くのスカウトが届いています。
そんな中だからこそ、『件名』で差別化を図って開封してもらい、
『書き出し』で「あなたを求めている理由」が分かれば、
企業に対して"興味"を持ってくれるはずです。

「〇〇という経験をしてきたあなたに、スカウトをさせていただきました」
「あなたの〇〇という考えや将来の目標を見て、スカウトしました」

上記のように、『書き出し』で納得感を持たせたうえで、
『本文』で動機づけさせていくのです。

 
◇"動機づけ"が役割の『本文』
『本文』では、学生が企業を志望するための動機を提示してあげましょう。

例えば、、、
○年連続で売上げが伸びているという『会社の魅力』や、
働くことのメリットを『仕事の魅力』などを通して訴求します。

また補足情報として『福利厚生』『今後のビジョン』などの要素を記載するのも良いでしょう。

本文作成のポイントとしては、
いかに会社のことを魅力的に伝えられるかはもちろんですが、
「就活をしている学生にとって嬉しい情報は何だろう?」
学生の目線に立って考えることが大切です。

 
◇"行動させる"役割の『スカウト後の導線』
スカウトを送った学生に、こうしてほしい!といった明確なお願いをすると、
学生としても行動がしやすくなります。

「募集に興味があれば応募をお願いします」といった表現でもいいのですが、

「ぜひ個別でお会いしましょう」
「ランチの時間で一度お話しませんか?」
「まずは説明会にお越しいただきたいです」

と明確な行動を記載すると、受けてのイメージがしやすくなります。

 


いかがでしたでしょうか?

スカウトにおいて重要なのは、誰を求めている募集なのかがはっきり分かること。
そして受け取った学生に「この仕事面白そう」「自分にあってそうだな」
と感じてもらうことが大切なのです。

 

2019卒採用活動はまだまだここから。

遅いなんてありません。

しかし、早く行動にしたほうがいいのは確実。
ぜひご検討ください。

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2018年6月25日