4分の1の企業が学生の『質よりも量』を重視!学生が減少していく新卒市場での矛盾


ついに3月。
2019年卒採用が解禁となりましたね。

例年、マイナビかリクナビどちらかがサーバダウンをするという解禁日ですが、
今年はどちらも落ちなかったようです。

それはさておき、2月末にディスコが全国の企業に向けて
「採用活動予定調査」を行いました。


◆「質より量優先」8年連続で増加


採用活動において「学生の質より数を重視する」
と答えた企業が25.3%と、全体の4分の1を占めている結果となった。

8年連続で「質より量」重視の企業が増加したことになる。

これは今後減っていく《新卒学生》を見据えて
今のうちにより多くの学生を囲い込もうという考えの現れだろう。

その証拠に採用予定枠を前年よりも増加させた企業も
8年連続で増加し30.8%となっている。

学生優位の市場だからこそ、
各企業は母集団の拡大と内定辞退の防止に努めようと躍起だ。

18卒採用から19卒採用に向けてインターンへの参画企業が増えたのもこの影響だ。

早い時期から学生にアピールして認知度を上げ、
解禁以降の母集団確保や志望度アップにつなげる目的があった。

具体的な採用のフローについてもエントリーシートの受付を
過半数の54%の企業が3月上旬に開始し、同月中旬には結果を通知するとしている。
解禁と同時に学生の囲い込みが激化している。


◆はたして『量』を採用することが重要なのだろうか?


近年の採用枠の増加や母集団拡大の動きは
確かに新卒採用市場全体の動きとして際立っている。

しかしこれがすべてなのだろうか?

中心となって動いている大手企業は採用数も多ければ、
同時に離職率も多く、今後の退職対象者数も割合として多い。

そして、そもそもの内定付与数を増加させているのも、
内定辞退が起こりやすいからだ。

では社会の大半を占めている中小・ベンチャー企業にとっても
同じような対策が必要なのだろうか?

母集団の数を追うことが有効な手なのだろうか?

採用人数の少ない中小・ベンチャー企業にとって、
母集団の規模はあまり問題にならないように感じる。

「それでは有望株が集まらないではないか?」
「大手以上に内定辞退が起こるのに母集団を増やさないで大丈夫か?」

そんなお声を良くいただきますが、
新卒採用のゴールはより優秀な学生を定員数取ることです。

この『優秀な学生』の定義が曖昧になりがちですね。

私は「学歴が高い」「スキルがある」だけが
『優秀な学生』ではないと考えています。

新卒学生は地頭の差こそあれ、
スキル面ではあまり差のない学生が大半のはずです。

では各企業にとって『優秀な学生』とは、
【自社に興味や想いを持ってくれている学生】に他ならないのではないでしょうか?

仕事への熱意や想いがなければ、
仕事効率も上がりませんし、なによりそのポテンシャルも発揮されません。

新卒学生の良さは【伸びしろ】の大きさのはずです。

この【伸びしろ】を有効的に活かすのであれば、
より仕事に前向きな学生こと将来的な『有望株』に成長するはずです。


人事のみなさまに再度、お伺いします。

新卒採用で重要なのは”量”ですか?”質”ですか?

もし、”質”を重要視し、
自社への興味や想いを持っている学生を採用したいのならば、
大手採用媒体ではなく当社のサービスがお力になれるかもしれません。

ベンチャー企業に特化した就活ナビサイトパッションナビ

登録者はベンチャー企業にも視野を広げ、
就活を進めている学生ばかり。

その大半はマイナビなどの大手媒体をメインには活動していません。

ひとりひとりが軸をしっかり持って動いているので、
選考に進んでくれた学生の承諾率は非常に高くなっています。

少数の学生を集め、
自社とのマッチングによって採用する手法。

試してみませんか?

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2018年3月5日