【理系採用企業は現状打破のチャンス!?】文系大学生の《4割》が理系職種に興味あり


2月も折り返し、まもなく3月の19卒採用解禁時期となります。
毎年母集団の形成や内定承諾確保に課題を抱えている企業様は多くいらっしゃいますが、
その中でも今回は【理系採用企業】の人事の方にこそお伝えしたい。

理系採用は新卒採用の中でも学生全体の人数も少なく、
近年のIT技術の進歩で求人倍率も大幅に上昇しております。


「理系職の母集団が集まらない・・・」
「他の競合企業が多くて条件で負けてしまう・・・」


一体どうすれば良いのか、、、
とお悩みの人事の方にお伺いいたします。

そもそも「理系職種だから」「いままで理系のみを採用してきたから」
という理由で母集団を理系のみに絞っておりませんか?

実は近年の学生は、
文系であっても理系職種も検討している学生が
《約4割》もいるんです。


■文系だけど、理系の職種にも興味を持っていますか?




はい 69人(40.6%)
いいえ 101人(59.4%)

過去であれば文系学生の殆どは"文系職種"のみを見ていました。
しかし近年はグラフのように4割の学生が理系職種にも興味を持っているのです。


「文系がメインな学部にいるが、たまにある理系の授業がとてもおもしろい」

「数学が苦手で文系に進んだがもともと理系の分野に興味があった」

「普段からネットに触れているのでITの分野に興味がでてきた」


などなどキッカケは様々ですが、
時代の流れもあり学生の視野も広がっています。


■文系学生の受け入れ、必要になるのは『土台作り』


すでにこの学生の動向を掴み、
採用ターゲットの幅を広げている企業も出ています。

そのどの企業も行っているのが『教育環境の強化』です。



理系学生を採用していてもITスキルだけあれば、
仕事が完結するというわけではありません。

・コミュニケーション能力
・マーケティング能力
・語学
・協調性

などを教育する環境を整えている企業が多いのでしょうか。
理系学生の特徴は論理的で合理性を優先することなので、
上記のような人と関わる能力を伸ばしていく必要が出てきます。

一方文系学生はどうでしょうか?

文系学生は相手が示唆することを読み取る能力に長けています。
そのため、文系出身者の多くはお客様の立場や思いを汲み取ることができ、
高いコミュニケーション能力を発揮します。

つまり理系学生に足りない点を持っているという認識になります。
そのため、入社後の教育環境として必要になるのは、

・ロジカルシンキング
・ITスキル
・マーケティング能力

など理系学生が当初から得意とする能力です。
こうして考えれば入社後の育て方を工夫するだけで問題解決でき、
理系学生にこだわる必要がなくなりませんか?

実際に文系学生をSEやPGとして採用し、
戦力として育て、成功している企業も多数あります。

『時代の変わり目。
 まだまだ先行者利益の大きい選択です。』

 


いかがでしょうか?
19卒は急すぎたとしても、
20卒のインターンなどから文系学生にも目を向けてみては!

その際にぜひご検討いただきたいのがパッションナビ
登録学生の文理割合は理系が圧倒的というわけではありません。
むしろ若干文系のが多いです。

しかし、その登録学生の希望職種ランキングは

1位 営業
2位 マーケティング
3位 SE・PG

上位3職種のうち2職種が理系職種となっています。
反面、大手採用メディアでは

1位 企画・商品開発
2に 宣伝・広報
3位 総務・人事・労務

とすべて文系職。
パッションナビには文系ながらも、
理系職も検討している学生が多く集まっています。

自分がいままで学んでいた専門のみに視野を絞るのではなく、
幅広い職種を見ているからこそ自身の思考も柔軟性があり、
将来的なリーダー人材になる期待値は高くなっております。

是非ご検討くださいませ。

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2018年2月19日