【2020年はこうなる!】インターン普及に伴う母集団形成の早期化とターゲットの変化
もうすぐ2017年が暮れて新しい年を迎える。
2018年に入ると、大学3年生や大学院1年生(2019年卒生)にとっては、
就職活動の本番に突入することになる。
そして近年の採用市場は大きな変化を起こしている。
2010年代に入ってからの採用施策で、
最も重視されてきたのは「大学との関係強化」だった。
しかし、2019年卒採用では
「インターンシップ」を重視する姿勢が鮮明になっている。
これはHR総研の過去3年間のデータを見るとその動きがよくわかる。
2017年卒、2018年卒では、企業が最も重視していたのは「学内企業セミナー」で、
次に重きを置いたのは「キャリアセンターとの関係強化」だった。
しかし、この2019年卒から潮目が変わった。
最も重視する施策が「インターンシップ」(48%)になったのだ。
インターンシップへの関心は年々増加してきたが、
ついに「学内企業セミナー」を逆転した。
マイナビの掲載社数を比較してもわかりやすい。
2018年卒対象インターンシップの12月時点での
掲載社数は3433社、インターンコース数は5084コースだった。
一方2019年卒対象の今年12月時点では
掲載社数は7121社と前年比2.07倍、
インターンコース数は9240コースと前年比1.82倍にもなっている。
つまりここ数年で学生へのアプローチ手法が変化し、
接触時期が早期化してきた。
では一体今後はどのように変化していくのだろうか?
◆採用市場は『生もの』。企業が選択すべき次の一手は?
前述の通り採用市場の変化は激しい。
実際、2018年卒からインターンシップが主流になる傾向は読み取れていたが、
企業として動くには時間がかかり、2019卒から開始した企業も多いだろう。
そういった遅れを取った企業がどうなっているかおわかりだろうか?
インターンの掲載社数が爆発的に増加したことで、
その数に『埋もれて』しまい、結果的にゴールとなる母集団形成に到達していないのである。
俗にウィンターインターンと言われる10月から
インターン受け入れを開始した企業の中にはエントリーが一向に集まらず、
いまだに接触人数一桁という話も耳にしている。
つまり今まで通り時代の流れに【合わせて】いては
結果に繋がらない可能性が大いにあるのである。
ではこれから来る流れはどんなものだろうか?
そのひとつとして考えられるのが【インターンシップ参加の早期化】。
良くも悪くも2019年卒市場によって「インターンシップ」というワードが
ネット上に溢れかえっている。
おそらく大学内でも「インターンシップ」の情報は
『情報氾濫』と言われるほど広まっている。
するとどうなるか。
インターンシップを耳にする機会が増えるということは、
自然と参加する学生の"層"が増えるということ。
なぜ"層"という言葉を使ったのか。
それは今後インターンに参加するのが大学3年生【だけに留まらない】からである。
実際すでにその傾向は微小ながらも見られる。
今年2017年開催のインターンシップに大学2年生や1年生の参加が
確認出来ているのである。
これだけ情報の多い時代である。
先輩から後輩に伝えられる内容にも変化がでる。
「全然見きれなかった」
「もっと早くからやっておけばよかった」
「インターンシップに参加しておけばよかった」
そして
「できるだけ多くインターンに行ったほうがいいよ」
「できるなら早くから始めたほうがいいよ」
つまり企業からすれば母集団形成の時期が変化する。
現在は大学3年生の夏からアプローチしているが、
今後は『大学1,2年生』から長期間かけてアプローチしていくことになるだろう。
◆母集団の対象は3年生から【1,2年生】へ。今後の手法は?
ここまでで現在の採用市場の変化と、
これからの予測についてはお伝えできたかと思う。
とはいえどうすれば【大学1,2年生】にアプローチができるのか?
大手ナビサイト「マイナビ」「リクナビ」では
卒業年度毎にサイトが開設されるためそれ以外の年度は登録事例がほぼない。
そこでお伝えするのが『ベンチャー特化型ナビサイト』パッションナビ。
パッションナビには年度の堺が一切存在しない。
現にパッションナビには2019年卒だけではなく2020年卒や2021年卒の
大学1,2年生の登録も入ってきている。
そして企業側が掲載する原稿も年度で分けずに統一。
すべての層の会員学生が同じ原稿を見てエントリーをするのである。
現在であれば18卒の追加採用をしつつ、
19卒インターンの募集も可能。
もちろんそのインターンに大学1,2年生を受け入れることも可能である。
また、年間を通じて常にオープンしているため、
今後想定される1,2年生のインターン受け入れを各企業ごと自由な時期に行うことができる。
もちろん年間ずっと募集することも可能。
今後必ずしも『インターンシップの早期化』が来るとはいい切ることは出来ないが、
可能性としては大いにあり得る。
その際に今年のように乗り遅れるのではなく、
【先行者】として利益を享受していただきたい。
パッションナビ。
ぜひご検討下さいませ。
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