内定承諾の決め手は面接!学生の心をグリップする3つの質問術


19卒インターンシップが始まって早半年が過ぎようとしております。
中にはすでに「選考」を始めている企業様もいるかと思いますがいかがでしょうか?

早期採用をしている企業様にとって一番問題となるのが『内定辞退』

できればあってほしくないですし、
人事の方であれば一度は頭を抱えたこともあるのではないでしょうか?

早期採用は情報感度の高い学生に会えるメリットがありますが、
反面入社までに期間も長く心変わりしてしまう可能性も高くなります。

「あの時期は一番良いと考えていたが、色々な企業を見て考えが変わりました。」
「もっと自分にあっていると思う企業に出会いました。」

内定辞退を防ぐためには、
学生との接点回数と印象度の向上が大切になります。

今回は上記の印象度を高める手段として、
【面接】の場をご紹介させていただきます。


■はじめは答えやすい質問から入る


質問の方法には2つのパターンが存在します。

「オープンクエッション」「クローズドクエッション」

質問をする際にYesかNoの一言で回答出来るのが「クローズドクエッション」であり、
制約を設けず相手が自由に答えられる質問を投げかけるのが「オープンクエッション」です。

面接で質問をしていく際、
学生はどうしても緊張をしております。

その緊張しているときに自分で回答を考えるオープンな質問をしてしまっては、
うまく頭が回りません。

「まずは答えやすい質問から」なんて言葉を
聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

当たり障りない内容の日常会話から発展させていくと、
話が広がりやすく、学生の緊張も和らいで行きます。

緊張がほぐれてきたらオープンな質問に切り替えていきましょう。
この回答内容がその学生ならではのものになります。

学生「らしさ」を引き出すことが面接官にとって重要になります。


■背景や裏付けを聞いて、話を掘り下げる


オープンクエッションで返ってきた回答をさらに掘り下げていきましょう。

多くの場合、質問の返答としてはその事実のみが返って来ます。
それではその学生が「なぜ」その行動・結果に至ったのかという
道筋がわかりません。

さらに言うと、質問を掘り下げていき、
「あなたに興味がある」ということを表現してください。

人間自分の話をするときは気分が良いモノです。
それが学生であっても変わりありません。

気持ちよく話させて、相手を理解する。
そうすれば学生からしても面接官の印象が良くなりますし、
面接官からしても自社に本当に合っているかを判断する材料が増えます。


■回答に共感し、自分の考えをフィードバックする


手について分かったことを共感をこめてフィードバックすることで、
会話をより発展させることが出来ます。

面接と言われてイメージをするのは、
面接官が何名か並んで座り、
1人の学生に順に質問攻めをしている光景。

さながら「尋問」ですね。

それでは学生の印象が良くなるはずありません。
面接は「お互いをわかり合う」場と考えてみてください。

日常生活で初めて会った相手を理解するには「会話」が重要ですね?

面接も同じではないでしょうか。
「尋問」になっては学生の企業への理解度は上がりません。

それではどれだけアピールしても
「この会社に入りたい」とは感じないでしょう。



いかがでしたでしょうか?
実は学生が入社にあたり最も不安なことは【職場の人間関係】です。

以下はリクルートキャリア運営就職未来研究所『大学生の就職プロセス調査(2017年卒)』
のデータとなりますが、75.9%の学生が入社前に人間関係に不安を抱いています。



面接でどのような質問をするかはもちろん大切ですが、
企業の顔ともなる面接官の印象は、入社の決め手にもなる重要な要素です。

質問の仕方も考えながら、応募者とのコミュニケーションを円滑に行うことで、
入社後の不安を払拭する大きなカギとなることがうかがえます。

早期採用をしている企業様こそ、
学生と正面から向き合って見て下さい。

また、そんな学生と向き合っていただける企業様にこそ
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公開日:2017年11月27日