2017卒、既に転職したい人の原因は、人間関係、休日、待遇


レバレジーズさんがハタラクティブに登録した 2017 年度の新卒入社した方を対象に

早くも退職を希望しているユーザー を対象に、アンケート調査をして

その結果が面白かったので参考までに。

 

 

①2大手求人サイトを利用した就職活動が依然、主流となっている。
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②「入社前の情報収集不足」を後悔している人が最も多く、全体の4割を占める。
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次に、「入社を後悔している理由」を訪ねたところ、

半数近くが「入社前の情報収集が足りなかった」(44.3%)ことを挙げました。

「最初に内定が出たという理由で入社してしまった」(32.9%)、

「やりたいことが明確にならないまま入社してしまった」(32.9%)が続いており、

とりあえず入社してしまえば何とかなるという発想で就職先を決めたことが伺えます。

 

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早期退職理由は、

休日、人間関係、働く時間、仕事内容・・・

これって就活の時に見極められなものなのでしょうか。

ミスマッチという言葉が浮かんできますね。

 

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「入社前の情報収集が足りなかった」ことを後悔している新入社員の4人に3人は、

「休日(75.0%)」を退職を希望する理由として挙げました。

求人票や採用サイトに掲載している年間休日が確保されず、

休日出勤を強いられることに離職の原因があると思われます。

休日出勤や振替休日の有無など、休日については正確に情報発信する必要があります。

この反省を踏まえ、5人に4人が「休日や給与などの福利厚生がよい」(81.3%)、

「残業や勤務地などの労働条件がよい」(78.1%)、「研修制度が整っている(50.0%)」など、

労働条件がどれだけ恵まれているかを意識するようになります。

特に第二新卒や既卒の採用では、労働条件を丁寧に告知すれば効果が現れると思われます。

 

 

 

③退職の決め手となりそうな理由は「職場の人間関係」が「休日」と「仕事内容」を上回っている。
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一方でアンケート対象者全員に聞いた退職の決め手となりそうな理由は「上司や同僚など従業員」が55.7%で最も多く、「休日」「仕事」の48.6%を上回っています。入社後どんな上司や同僚と働くかは事前に情報を入手できない実態が浮き彫りになっています。面接で職場を見せることや採用担当者とのランチだけでなく、社員とのコミュニケーション機会を提供することでこの点をクリアしている企業もあります。もっと企業側の工夫が必要な分野であると言えます。

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上司や同僚などとの関係がうまくいかず退職を考えている新入社員の5人に4人は「同じ職種、業界の仕事を避けたい(84.6%)」と回答。次の仕事を探す際は「休日や給与などの福利厚生面を優先させたい(76.9%)」としています。

 

あくまでも2017卒の入社で既にハタラクティブに登録している転職の意思のある人を対象にとった調査なので

すべて鵜呑みにする必要性はありませんが、

それでも一つ明確に言えることは

第二新卒や若年層での転職の場合、入社前と入社後の想定とのズレが離職理由になるケースが多く、

そのような方々を採用したい場合には訴求する内容や誠実な対応を心がけると

採用成功につながりやすいのではないでしょうか。

 

 

せっかく一生懸命就活して内定をもらった会社に入社してすぐに転職・・・・

そんなことにならないためにも、就活時代に、入社先のことをしっかり理解することが大切ですね。

 

学生も企業もお互いのことをしっかりと伝える誠実さが重要です。

ミスマッチは誰も幸せにしませんからね。

 

 

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公開日:2017年6月30日