内定フォローは学生だけで大丈夫? 子供の就活に8割の保護者が『興味あり』
就職活動において、就活生のご両親を意識したことはありますか?
現代では、"両親の反対"が原因となり
内定辞退につながることが問題視されています。
「大手の会社に入社してほしい」
「安定している会社のほうがいい」
保護者の意見によって内定承諾後に辞退してしまう就活生。
このような問題に頭を抱えている経営者・人事の方も少なくはありません。
先日マイナビから発表された「保護者の意識調査」のデータによると、
保護者の就職活動に関する数値は大幅に変化していることがわかりました。
この意識調査は、
就職活動中の2018年3月卒および2017年3月卒の就職活動経験のある子供を
持つ保護者を対象とした調査ですが、
「子供の就活に関心がある」と答えた保護者は、
前回調査時(2015年)から10ポイント増の80.3%と関心度が大幅に上がりました。
続いて、就活に対する保護者の認識状況ですが、
「企業は3月1日以降に会社説明会を開始する」(56.3%)
「企業は6月1日から選考活動ができる」(50.2%)
「正式な内定日は10月1日である」(40.6%)
など、スケジュールに関することが上位を占めています。
やはり、近年変わった年間のスケジュールについての周知度は高いようですね。
関心が高いからこそ、直近の情報には敏感なのでしょう。
そんな関心が高い保護者の方が望んでいる"就職してほしい企業の特徴"を
まとめたデータが下記のグラフです。
「経営が安定している企業」が44.0%でトップとなっています。
ちなみに、就活生のアンケートでも安定している企業はトップ。
安定志向は両親の影響も一部あるのではないでしょうか。
内定を出し、承諾してもらえたにも関わらず、
保護者の反対で辞退となってしまうのは辛いですよね。。。
最悪のケースに発展しないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。
◇保護者説明会の開催
保護者の方がまず問題視するのは、企業名を「知らない」ことです。
学生が見つけてくれた自社に対して
「そんな社名聞いたことないけど、大丈夫?」
とまず問題視から始まります。
そのため、保護者にも企業理解をしていただきましょう!
現在は大学の説明会を保護者にもするような時代です。
他の選考希望学生や保護者同士が繋がることで、"信頼"を得ることができます。
◇情報ツールを家庭に送付
企業パンフレットや社内報などをご家庭にお送りします。
保護者自身がインターネットで情報を調べるよりも、
企業側から保護者宛に情報を提供することで保護者のことも
「気にかけている」という姿勢がアピール出来ます。
保護者としてもそこから"安心感"に繋がります!
今の時代、インターネットでの社名検索はもちろん、
SNSでご両親が会社をチェックすることは当たり前となっています。
重要なのはいかに安心感を与えてこれから頑張るマインドを形成することができるか。
内定承諾してくれた学生とより良い信頼関係を構築してください!
未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ