3社以上のインターンシップが内定への近道?18卒の採用データから読み解く就活必勝法
インターンシップ不参加・1社参加学生に比べ、明らかに高い内々定率
18卒の就活生は、前年よりやや早いペースで内々定を保有する学生が増えています。
内々定率に差が出る項目として、インターンシップ参加経験の有無があります。
18年卒4月の調査では、参加経験ありの学生の内定率は27.9%であるのに対し、
不参加の学生は11.4%と半分以下でした。
ちなみに17年卒でも4月末の内定率で参加経験ありが27.1%、不参加が11.8%と、ほぼ同様の傾向でした。
インターンシップをするとしないのとでは内定率に倍以上の差が開くという結果に。
インターンの参加した社数は内定率に関係あるのかを調べた結果がこちら。
上図の通り、インターンシップ参加が1社の学生(18年卒4月の内々定率 18.1%)と
3社以上の学生(同 37.6%)を比較すると、内々定率で倍以上の差がついています。
さらに文理男女別に分けても(下図)、
それぞれのカテゴリーで同様にインターンシップ参加社数が3社以上の学生の内々定率が
非常に高いことが分かります。
上位校のみや地区別で絞り込んで集計しても、同様に3社以上参加の学生の内々定率が高い傾向がありました。
3社以上のインターンシップということがひとつの区切りになるようですね。
インターンシップに3社以上参加した学生の就職活動状況
ここからは「2018年卒マイナビ学生就職モニター調査」の3月と4月の活動状況の結果から、
インターンシップに3社以上参加している学生の特徴を導き出し、
それが内々定率の高さにどのようにつながっているのかについて分析していきたいと思います。
単純にこのグラフをみて分析できることとしては、
インターンシップに3社以上参加した学生が保有する内々定が多いというのは間違えありません。
理由は活動量が多いから、というのがシンプルかつ大きな理由でしょう。
保有する内々定のうちインターンシップに参加した先からもらった割合については、
1社参加の学生は31.8%でしたが、3社以上参加の学生は53.8%と半分を超えました(下図左)。
残りの半分弱の内々定はインターンシップに参加した企業以外から得ているとも言えます。
内々定先のインターンシップにいつ参加したのか(下図右)については、
2月が高い割合ですが、3社以上参加の学生は夏や年末年始に参加した
インターンシップ先の企業からも内々定を得ていることが分かります。
つまり、3社以上のインターンシップに参加している学生というのは
他の学生よりも就活の準備を早めに始め、自己分析や企業との交流を通して
情報集めにおいても企業理解においても、なにもやっていない(もしくは行動量の少ない)就活生よりも
ちゃんと行動しているのです。
自分の可能性をひろげるのか、周りと同じペースでやるのか、
全ては自分次第。
どんな人生を歩みたいのかで行動すべきことが変わってきますね。
就活準備って何をすればいいの?と不安なかた。
まずは話を聞いてみるところから始めてみませんか?
しっかりと準備して損をすることは絶対にありません。
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