早期化に焦るのは企業?学生?18卒採用の動向まとめ
2018年卒業予定者の就活スケジュールは、昨年と同様に3月から採用情報が公開され、
6月から面接などの採用選考が開始するとされていました。
しかし、実際にまだどの企業も選考を開始していないのかというとそうではありません。
5月12日にリクルートキャリア就職みらい研究所から公表された18卒学生内定状況によると、
5月1日時点での就職志望者のうち、大学生の就職内定率は34.8%
4月1日時点の14.5%と比べて20.3ポイント高くなりました。
すでに就活生の3人に1人以上が内定を持っているということになりますね。
また、採用情報の解禁が3月からとなったのは16卒の就活からですが、
例年5月1日時点での内定率は、
16卒:20.7%
17卒:25.0%
18卒:34.8%
と毎年大幅に上昇しており、
早い時期から採用活動を開始する企業が例年増加傾向にあるのがわかります。
こういったデータを見ると企業が学生の集客に焦るように感じますが、
学生にも動きが見られるようになっています。
例年、日本の就職活動は
大手志向・有名企業が第一志望と「イメージ先行」の就活であると言われています。
以下は4月の学生の就活における志望内容の変化です。
前月に比べて自分の志望業種を広げたという学生が半数を超えているのです。
多くの説明会や企業情報を見るうちに、
自分の持っていたイメージとのギャップを感じたり、
もっと自分に合っている仕事はないかと選択の幅を広くしているようです。
また、下記のグラフは
前月と比べて志望する企業の規模感の変化です。
大手や中堅企業を見ていたが、中小企業をメインに見始めた学生が36%となっています。
より自分に合った、より働きやすい環境を探すうちに、
大手に限定する必要はないのでないかと考え始めたようです。
実際に大手の説明会に参加した学生であっても、
「本当に自分が働きたいのは大手なのだろうか」と疑問に感じる学生も
一定数いるようです。
いかがでしたでしょうか。
学生が早期に動くことにより、
大手に入るのが全てではないと気づく学生が少しずつではありますが増えてきました。
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