採用活動においてインターンシップが重要視される理由
近年、何かと注目されているインターンシップ。
学生側もインターンシップへの参加には積極的で、参加率は7割を超えて5年連続で増加。
さらに、参加した学生の8割は企業に対する印象が良くなったと回答しています。
では一体、インターンシップはどれくらい採用につながっているのでしょうか。
HR総研から、下記のようなデータが発表されました。
■6割の企業でインターン参加者から内定付与
下記のグラフは、昨年インターンシップを実施した企業のインターンシップ参加者のうち、
最終的に内定につながった学生の割合です。
データによると、インターン参加者から内定者が1人も出なかった企業は39%
つまり、残りの6割の企業ではインターン参加者から内定につながっていることがわかります。
ここで注目したいのは「50%以上」と回答している企業が6%もいること!
内定者のうち、2人に1人以上がインターン経由で出会えたということです。
早期から学生との接点を持つことによって、採用ターゲットの学生と多く出会うことができたのです。
■内定者のうちインターン参加者の学生はどれくらいいるの?
こちらは少し見方を変えて、
内定者の中で占めるインターン参加者の割合を表すグラフとなっております。
内定者にインターンシップ参加者が1人もいない企業は39%
この数値に関しては、先ほどの
「インターンシップ参加者における内定者が0%の企業」の割合と一致します。
自社の内定者のうち、インターン参加者が「10%未満」だった企業が34%、
つまり3社に1社は1割未満ということになります。
内定者の中で占める割合が
「10~20%未満」は13%
「20~30%未満」は9%
「30~40%未満」は1%
と、割合が高くなるにつれ該当企業は少なくなっていきます。
捉え方を少し変えると、インターンシップに対して
まだ注力できていない企業が多数いるということです。
3月からの採用で、多くの母集団の中から採用ターゲット学生を探すのではなく、
インターンシップを通じて早期から出会いの接点を設けることにマンパワーをかけることで
より効率的な採用活動ができるのではないでしょうか。
企業様の取り組み方次第で、
インターンシップから内定につながる可能性は多いにあります。
早期に動いている学生は積極性もあり、接触回数が多いため、相互理解が深まります。
そのため、企業と学生のミスマッチ防止にもなるのです!
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