インターンが最低5日?知られざるルールの存在に、意味のない縛りが露呈。
インターンが最低5日?知られざるルールの存在に、意味のない縛りが露呈。
みなさん、
インターンシップが最低5日ルールであることって、後存じですか?
この質問を企業の採用担当者さんにお伺いすると、ほとんどの割合で
知りませんでした。という回答をいただきます。
経団連に所属している企業でなければ問題ないのですが、
世の中の採用活動のルールの意味のなさが露呈していますね。
そんな中、経団連は30日、学生に自分に合った企業を探してもらうインターンシップ(就業体験)について、
これまで「5日間以上」としていた条件を撤廃する方針を固めたそうです。
約1300社の会員企業を対象にした就職活動の指針を改めることで
1日だけの開催も可能になり、短縮化が進みそうな予感がしています。
新卒学生の就職活動の日程も、今後数年間は、今年(2017年春入社)と来年(18年春入社)と同じく、
「3月に会社説明会解禁」「6月に面接など採用選考解禁」を続けることも決定していますね。
学生に職場体験をしてもらうインターンですが、実際には選考に結びつける企業も少なくありません。
経団連の会員以外の企業では、1日や2日の短期間のインターンを行う企業も多い現状。
説明会が解禁される前の2月などに短期間のインターンを行う企業も急増中で、
事実上の説明会になっているとの指摘もあります。
経団連は、インターンと選考は結びつけないという原則は維持するものの、
そのうえで、会員企業が工夫しやすいように、指針で定めた「5日間以上」という規定は削除する方針です。
もう本当に茶番ですね。
パッションナビではそのような市場の動きに振り回されることなく、
採用したいときに、採用活動をできるサイトを目指しています。
3月より前に、採用や選考、内定を出しても問題のない就職サイト。
ぜひご検討ください。
公開日:2016年12月5日