学生を惹きつけるために必要なこと
この時期、学生に対して話す機会は多くなりますよね。
2017年度の採用活動もいよいよ大詰め、
2018年度学生もインターンシップが激化し、例年よりも早く動いています。
早期に学生と接点を作ることが学生採用における重要なポイントとなっています。
早期の学生に対して、惹きつけるためにはどうすればいいのか。
今回は話し方のテクニックをお伝えします!
■すぐに会社のことを話し始めるな!
早期に動く学生は働くことに前向きな学生が多いと感じるかもしれませんが、
将来働くことに対して「不安」な感情を抱いている学生もいます。
複数の学生と話す際は、まず自己開示から始めるのがベスト。
自分を知ってもらった上で、聞き手の学生との共通点を見つけ、
互いに共感を持てるトークの展開を心がけましょう!
例えば、話し始める前に「今日は何を知りたくてここに来たのか3つ挙げてください」
と伝え、プラス面もマイナス面も挙げるルールにします。
こうすることで知りたい情報や不安な気持を共有しながら、
相手のニーズを埋めることができます。
ほとんどの就活生はまだ働いたことがありません。
学生の不安を埋めながら、会社を通じての将来像を描いてあげることが大切なのです。
■ただの採用担当者で終わるな!
面接やインターンシップが終わった後、その学生とはどのような形で連絡を取っていますか?
多くの企業がメールアドレスをアンケートで記入してもらい、そこからお礼のメールを一斉送信…という流れです。
しかし、考えてみてください。
今の学生は生まれた時からSNSが当たり前に存在する世代です。
そのため、メールを使っている学生数は圧倒的に少なく、コンタクトが取りづらい現状があります。
採用担当の人はSNSでつながりを作り、こまめな連絡を取ることを心がけましょう!
つまり、採用担当者が就活生のお兄さん・お姉さんになるイメージです。
悩んだときは気軽に相談できる関係性を作っておきましょう。
もし採用に至らなかった結果になったとしても、そこまで親密になった学生は後輩を紹介します。
一人一人にたいしてこまめな気配りとマンパワーをかけることによって、
口コミの向上やリファラルリクルーティングに波及することも期待できます!
■採用目線のAIDMAS
マーケティングにおいてよく使われる消費者心理学に関するフレームで、
AIDMASというものがある。このフレームを採用に当てはめてみると下記のようになります。
【AIDMAS】
A:Action(注意)→どんな会社か気になるな。
I :Interest(興味)→面白そうな会社だな。
D:Desire(欲求)→この会社に入りたいのかも…
M:Memory(記憶)→あの会社・採用担当者が忘れられないな…
A:Action(行動)→この会社を就職先として決めよう!
S:Share(満足、拡散)→この会社に入社してよかった!
いかに注意を集め、興味を持ってくれるのかがポイントとなります。
・インターンや説明会に来た学生に対し、ウエルカムカードが置いてある
・最初は必ず丁寧な敬語で話す
・エレベーターまでお見送りをする
・訪問後は電話などで「今日はありがとうございました」と連絡を入れる
些細なことかもしれませんが、上記のような気のきいたフォローは会社の好感度を一層向上させます。
ちょっとした工夫で他者と差別化しましょう!
いかがでしたでしょうか。
数を集めることにマンパワーをかけて勝負する採用手法から、
採用ターゲットの学生に効率的に会い、一人一人にマンパワーをかけるように変化してきています。
いかに採用ターゲットの学生と効率的に会うかが採用成功のカギです。
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御社の採用、今一度見直してみてください。