《新卒採用》説明会アンケートで聞くべき質問項目
新卒採用。
みなさんの会社では、今年はうまくいきましたか?
採用活動のスケジュール変更により、さまざまな影響が出ている中、
採用がうまくいっている企業とそうでない企業は極端に分かれましたね。
なぜ採用の成功するしない、大きな差が出るのか。
自社の採用活動の見直しは毎年重要なものになります。
そこで今回は、採用がうまくいっている企業に共通する説明会アンケートの質問項目についてまとめてみました。
新卒採用活動の際に行う説明会では、
今後の説明会や選考、来年以降の説明会に活かすためにもアンケートは必ずとった方がいいといえるでしょう。
今回は、どんなことを会社説明会のアンケートで聞けばいいのか、についてお伝えします。
1.会社を知った経緯
学生がどこから会社を知り、説明会に参加することになったのか?という経緯を知ることは大切です。
これを聞くことにより、今後どのような広報に力をいれていけばいいかがわかります。
設問例:当社をお知りになった経緯をおしえてください複数回答可)
- 新卒採用媒体(リクナビ/マイナビ/パッションナビ)
- 新卒採用媒体でのスカウトメール
- 採用HP
- ソーシャルメディア(twitter/Facebook/Instagram/LINE@)
- 大学の就職課や求人票
- 合同説明会
- 友人・知人・親などからのすすめ
- その他( 詳細を記載して下さい。)
2.説明会の中で最も印象に残っているコンテンツ
どのコンテンツが1番印象に残っているかを聞くことにより、力を注ぐポイントがわかります。
設問例:本日の説明会で、最も印象に残っているプログラムは何ですか?
- 会社案内ムービー
- 社長による今後のビジョンについての話
- 先輩社員の話 (誰かまで聞けたら聞く)
- 募集要項についての話
- その他(その理由を具体的に教えて下さい。 )
ここでの回答は、会社説明会に出てくれた社員への感想は、
本人にフィードバックしてあげると協力してくれた社員のモチベーションアップにもつながるので、きちんと共有しましょう。
それを全体公開することで、社員さんの説明会への協力度合いや前以ての準備なども
しっかりとしたものになるため説明会自体のクオリティもあがること間違えなしです。
3.興味がある業界/企業/職種を聞く
「説明会に来ている学生がどんな業界や企業や職種に興味をもっているか?」
ということも聞いておいた方がいいでしょう。
自社とは全く違った業界や職種を希望している場合があります。
ベンチマークしていなかった意外な企業が競合になっている可能性もあるので、自社の立ち位置を知ることができます。
設問例:興味がある業界/企業/職種はなんですか?
4、企業選びの際に重視している点
「学生がどんなポイントで企業を選んでいるか」を聞くことは、
採用広報する際に、何を1番に伝えるべきか、を考える上で大切です。
設問例:会社選びの際に最も重視することは何ですか?
- 事業内容
- 仕事内容
- 会社・社員の雰囲気
- 企業規模・福利厚生
- その他( )
最後に質問や感想を自由に記述できる設問を用意しておくことは忘れないようにしましょう。
そのなかで出た意見を活用して、学生のニーズに合った説明会を開催していくといいです。
5、選考をするかしないか、(選考希望日)
選考を希望するしないをアンケートで書かせてしまうのは非常に効率的。
意外と選考希望日が抜けてしまっている企業は多いんです。
調整の幅をきかせるために、第三候補まで書いてもらった方がいいでしょう。
スムーズに今後の調整ができるとできないでは、採用の進捗に大きく関わってきます。
電話のすれ違いって意外と精神的ストレスですよね。
いかがでしたでしょうか。
より効率的に採用活動を進めるためにも、自社の説明会アンケートを見直してみてはいかがでしょうか。
一度自社にあったフォーマットをつくることで、使いまわせますので
今後の採用活動のためにも、今のうちから用意しておきましょう。