実はあいまい?新卒採用における判断基準


実はあいまい?新卒採用における判断基準

 

新卒採用活動における合否の判断基準。

実はあいまいになっていたり、悩んでいる企業様もいるのではないでしょうか。

 

どのような判断材料を用意すればいいのか、本日はお伝えできればと思います!

 

 

■書類で選考は難しい・・・


書類で人物を判断することは極めて難しいのが現状です。

 

したがって、書類審査をする場合には、いくつかの書類を用意すべきです。

 

履歴書だけでなく、エントリーシートやアンケートフォームなど、

あらゆる情報をもとに判断する仕組みが整っていないのであれば、

できる限り面接などのリアルな機会を設けることが必要でしょう。

 

説明会後にアンケートをとるのも1つの手法です!

情報は1つだけでなく、複数確保するようにしましょう。

 

■適性検査も判断材料の1つ


確かに、勉強ができる人物は、理解が早く成果を出せる可能性は高いです。

しかし、全員が必ず成果を出せるわけではありません

 

社会では、困難な事例にどのように対応するかによって、結果も異なります。

正解がない中で、自分なりの正解を見つけられる人材が優秀とも言えます。

 

それらの要素を適性検査やSPIで判断するのは極めて難しいと言えます。

ただし、一つだけ注意してみる箇所があります。

 

それは答え方です。
 

一般的に、適性検査での内容は、時間に対して問題数が多く、

対応力が問われることでも有名な試験が多いです。

 

そのような状況で、どのような判断軸で問題に答えたかという観点は、

一つの判断材料にすべき、良い方法ではないかと考えます。

 

答案に回答がない人は、答えが出せなかった人です。

答案に答えを書かない限り、点数が入る可能性は0なので、

がむしゃらにでも答えを書く学生の方が可能性はあります。

 

会社でも同じようなことが考えられるのではないでしょうか?

 

■自社で活躍している人物の条件を見つける


どのような判断基準を設けるにしろ、基準を見誤れば、

採用活動全体がうまくいくはずがありません。
 

基準を作る上で、自社で活躍している人材を分析することを強くお勧めしています。

 

実際にどんな環境でも活躍できる人材は、

就活生のおよそ1割しかいないと考えています。

 

残りは、特定の環境に強い適正を持っている就活生です。

だからこそ、自社の環境理解が最も大切です。



人事担当者で、あまり現場を知らないという人は、

自分から現場を見る習慣を作るか、

現場の人物を選考者に加えるなど、何かしらの対策をとりましょう。

 

 

いかがでしょうか。

新卒採用において判断基準というのは非常に難しい課題ですよね。

 

毎年毎年社内全員でしっかりと考え、

会社を更に成長させるメンバーを選考できるよう判断基準をしっかりと持ちましょう。

 

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2016年9月9日