内定者の育て方のイロハ。


10月の内定式まであと一ヶ月半を切りました。

 

会社の採用計画でも、内定を出した人材はゆっくりのんびりと育ってくれれば良いと思う企業は少ないと思います。

これから共に走ってゆく新しいメンバーをなるべく早い段階で活躍できる人材へと育てていく必要があります。

入社後すぐに新入社員に活躍してもらうためには、そのための育成を早くから始める必要があります。

 

 

今回は内定者の育て方についてまとめました。

早い段階から伸びる人材育成の手法をご紹介します!

 

 

■内定者研修が大切な理由


研修は、入社してからではなくゼロ年次研修

すなわち内定した時点から行うべきなのです。

早い段階で学生に対して気付きを与え、変化・成長を促すことで1年後には大きく変わってきます。

 

具体的に言うと、学生が思い描いている社会人像の理想と現実をリンクさせ、厳しい面も提示します。

現実とのギャップを体験した後に、将来の夢を再度認識させる。

そうすることにより「もっと成長したい」と自分の意志が強くなるのです。

 

 

■学生から社員への転換


新卒で会社に入るのは人生でたった一回きりです。

そのときに「なぜこの会社に入社するのか」を明確に言えなければ、

何か辛いことが起こったときなどに軸がブレてしまい、気持ちが弱くなってしまいがちです。

 

内定者は、入社の理由をにするのではなく

理念や価値観・仕事や事業内容などで言えるのが理想です。

 

せっかく手間とお金をかけて採用した人材が辞めてしまうのは会社にとって痛手です。

「なんとなくこの会社に入社する」のではなく、

「明確な理由があり、この会社でなくてはならない」と言えるようにサポートしていきましょう。

 

 

■ミスマッチを防ぐ”3つの理解”


内定者のうちに研修を行うことで、会社理解を深めていきます。

そのなかで大切になってくるポイントが3つあります。

この3つの理解を深めることにより、内定辞退の減少や離職の防止にも繋がっていくのです。

 

”3つの理解”とは

① 自己理解

② 会社理解

③ 同期理解

のことを指します。

 

この3つの理解を深めることにより、

学生から社会人の切り替えを早期の段階から行っていき、

自責で物事を考えることができるリーダー人材になっていきます。

 

実際に業務体験をする機会を与えたり、

内定者同士で「この会社に入社する理由」をテーマにしてプレゼン大会を行ったり、

内定者懇親会という接待ではなく、これからの会社の在り方を一緒に考える食事会を開いたりと、

様々な方法があると思います。

3つの理解が総合的に深まるように戦略的に内定者研修を行っていきましょう!

 

 

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ

 

 


公開日:2016年8月22日