ココが大切! 学生への企業の魅せ方・伝え方


学生に会社の話しをする際に、「仕事の内容」を伝えることができたとしても、

実際に入社してからの「仕事のやりがい」を伝えることはとても難しいことです。

 

学生はアルバイトの経験はあったとしても、正社員で働いたことはまだないので、

仕事自体の”価値”をなかなか理解できないのです…。

 

学生からの質問で「◯◯さんの1日の仕事の流れを教えてください!」

なんてことを聞かれた体験などありませんか?

実際のところ、よほどルーティーンが決まってない限り毎日仕事の内容は違うのですが、

学生は働いたことがないためこのような質問がでてくるのです。

 

今回は、仕事のやりがいが明確に伝わり、

会社の魅力をより感じてもらえるためのポイントをまとめました。

 

 

▼ 仕事のやりがいを伝える3つの要素 ▼

 

① 関連性を持たせる


学生は就職活動で「自分がやりたい仕事に就く」ということを目的に動いています。

学生の目線は企業側とは少し異なり、”はたらく”ことに対する視点が直近になりがちです。

なので【自己成長】を重視する志向となっています。

 

そのため企業側は学生の短期的なニーズを満たしながらも、

「仕事を通じて成長することにより会社に貢献し、そして社会に貢献する」

という一貫の流れを連想させながら伝えることがとても大切です。

学生の”はたらく”ことに対する目線を上げてもらうことを意識しながら、会社の魅力を伝えましょう!

 

「自己成長」×「会社貢献」×「社会・地域貢献」

 

 

 

② 付加価値の訴求


同じ業界の会社でも取り扱っている商品やサービスは異なり、

営業手法や広報の仕方も全く同じ会社はなく、取引している企業も違います。

 

それぞれの会社には様々な想いがあります。

その会社1社1社が存在意義を持ち、ビジョンを目指して組織として機能しています。

 

自社のオンリーワンの想いを学生に伝えると共に、

・だれから

・なにを売って

・どのようにして

【ありがとう】と言ってもらえるのか。

 

やりがいを感じる瞬間をエピソードを踏まえながら

会社の話しをすると聞き手もよりワクワクするでしょう。

 

仕事の価値を「誰に」「何を」「どうやって」提供しているのか

 

 

 

③ イメージ化


当たり前の話しですが、就活生はまだ社会に出たことはありません。

そのため、自分が働く姿はなかなか想像できないものです。

 

企業は学生の働く姿(=ワークイメージ)よりも、

やってみたい・なりたい姿(=キャリアイメージ)を問いかけましょう。

学生の将来像を思い描きながらその会社で身に付くスキルを照らし合わせることで、

会社に対する志望意欲がグっと増します!

 

ただ単に活躍している新卒社員のロールモデルについて淡々と話すのではなく、

その人のデータを提示しながら学生のキャリアと照らし合わせるように話しましょう。

 

学生は「これくらいでいいや」という自己認識から、

「こうなりたい・こうしたい」というように限界値を超えると”気付き”を得ます。

 

気付きを得ることにより、視界が開け、意識が変わります。

学生と話す中で、気付きを与えることで学生が成長していきます。

ただ会社の話しをするのではなく、学生に有益な情報とギャップ情報を与えることで

学生は見える世界が変わります。

「より深く知りたい」という探究心が刺激されるのです!

 

「キャリアイメージ」×「身に付くスキル」×「視界の変化」

 

 

 

ミスマッチを防ぎ、深いレベルで学生に会社の魅力を伝えるには

仕事のやりがいまで理解してもらう必要があります。

 

サマーインターンのシーズンも始まり、学生との早期接点が採用成功のカギとなってきております。

あなたの会社ならではの仕事のやりがいを伝えられるようにしましょう!

 

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ

 


公開日:2016年8月9日