雑談がうまい人、雑談のヘタな人の違いとは!?
人と話すのが苦手な人、とても多いですよね。
自分にはコミュニケーション能力が「ある」と答えた人は約3割のみで、
残り7割の人は「ない」と感じているという調査結果もあります。
相手の機嫌を損ねたくないという気持ちと自分の気持ちがうまく伝えられるかという悩みから、
コミュニケーションが苦手だと感じている人はとても多いのです…。
そこで今回は、雑談がうまい人とヘタな人の違いをまとめてみました!
■ヘタな人は自分がしゃべろうとする、うまい人は相手にしゃべらせる
雑談がヘタな人は「相手を楽しませなきゃ!」と変な力が入ってしまい、おもしろい話をしようとします。
しかし、会話が続かないと焦ってしまい、空回りしてしまいがちですよね…。
こんなときは変に身構えず、「相手の話しをおもしろくしよう!」とラフな姿勢に切り替えましょう。
相手の好きな話を聞き出し、それに対して驚いたり感心したり、たまに質問をはさんだりすることで、
話す側はだんだんと気持ちよくなり、満足感が上がります。
雑談がうまい人は自分が目立つのではなく、相手を目立たせます。
口ベタでもギャグが言えなくても”一緒にいて楽しい人”になれるのです!
■ヘタな人は今から雑談しようとする、うまい人はいつの間にか雑談している
日本のビジネスマンはとにかく真面目な傾向があり、
「さて、さっそく本題ですが…」と区切りをつけたがる人が多くいます。
雑談=ムダ話という認識があるので切り替えようとしてしまうのです。
あのFacebookが生まれたのも、まだ学生だったザッカーバーグ氏が友達との話しで
「女の子の知り合いになるにはどうしたいい?」の雑談がスタートだったと言います。
ムダな雑談はありません!
雑談には相手のことをより深く知れることや、
課題を解決するためのヒントやアイデアが隠されたりしています。
露骨に話しを区切らずに話すことを心がけましょう!
■ヘタなひとは世間の常識でしゃべる、うまい人は自分の考えでしゃべる
「常識で考えると、こうですよね」
「世間的には、こうだと思います」
雑談がヘタな人は、世間の常識で話します。
もちろん時には世間の常識で話すのもいいでしょう。
しかし、いくら世間の常識が大切とはいえ、程度があります。
世間の常識で話すと、説教のようにもなりやすいので、
「みんなはこうしているよ。あなただけ違っていますよ」と、違いを責める雰囲気になりがちです。
雑談がうまい人は、世間の常識で話すのは必要最小限に抑えます。
その代わり、自分が考えたことを、自分の言葉で話します。
「私は、こう考える」
「個人的に、こう思う」
自分の考えで話すことにより、熱意と意欲を持って具体的に話せます。
言葉・表情・態度にも力が入り、話し方が力強くなります。
なにより自分の考えだと表明することで、責任が感じられますよね。
雑談であれ、責任の所在が大切です。
責任と覚悟を伴った発言だからこそ、情熱と本気が伝わり、相手の心に響くのです!
いかがでしたでしょうか?
雑談は、自分をアピールすることではなく、相手を理解するためのものです。
なので主役はあくまでも相手。しゃべるのは自分ではなくても良いのです。
「あの人と話すとなんか楽しいな」
そんな印象を残すだけであなたは「また会いたい人」になれるのです!
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