自分に負けない!集中力はココで決まる


「なかなか仕事が捗らない」

「残業しなければ、その日にやるべき仕事を終わらすことができない」

「そもそも自分には集中力がない」

こんなこと、思ったりしていませんか?

「集中力は生まれ持った資質や根性で決まる」

なんてよく言われますが、それは大きな嘘です。

 

集中力の仕組みを知りましょう。

 

■集中力のメカニズム


集中力をつけるために、知っておかなければならないことが1つあります。

それは、「集中力の源」についてです。

 

集中力が沸き出すポイントは、額から2〜3センチ奥にある前頭葉にあります。

前頭葉は「思考や創造性を担う脳の最高中枢である」と言われております。

 

ここでのパワーを使いすぎると集中力が切れてしまい、疲弊してしまいます。

そして睡眠をとることによってそのパワーは回復します。

 

思ったよりも、単純な構造になっていますよね。

 

■あなたが疲れる本当の理由


ズバリこれは”選択肢の多さ”に比例していきます。

アメリカの研究によると、人は1日のうちに平均70回ほど物事の選択や決断をしています。

 

毎日の生活の中で「なにかをやる」「なにかをやらない」「なにを望む」という

選択や決断を繰り返す度に前頭葉のパワーを使ってしまうのです。

その結果、集中力が切れてしまい、クタクタな状態になってしまいます…。

 

つまり人は、行動ではなく、「意思決定」で疲れるのです。

 

■選択肢を増やすな!


選択肢が多すぎることにより、前頭葉のパワーがなくなり、

集中力は低下してしまうという仕組みがありますよね。

 

それでもなお仕事が増えていき、判断しなければならないというときには”先延ばし”をしてしまい、

「後でやればいいや」と思い、行動を放棄してしまうのです。

 

 

集中力を作りだすポイントは「選択肢を絞り意思決定回数を減らす」ということ。

人間は元々集中できる能力が備わっていません。

 

同じ姿勢で一つの作業に没頭出来るのは、せいぜい30~60分といったところ。

以下の3つのポイントを意識すると、前頭葉のパワー消耗を抑制し、

集中力が高まります。

 

【集中力がアップする3つのポイント】

①取り組む時間を短くし、時間帯効率を上げる工夫をする。

②「◯◯時に帰る」というデッドラインを設定し、その時間までに終わらせる仕事の優先順位を付ける。

③選択肢を増やさないために、与えられた仕事は最速のスピードで行う。

 

 

取捨選択をして、メリハリをつけて行動をする。

そうすることにより、集中力は作り出すことができるのです。

 

 

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2016年6月14日