昨年とまったく違う!2017卒の採用活動の動きまとめ。
昨年とまったく違う!2017卒の採用活動の動きまとめ
2016卒採用の採用活動と2017卒の採用活動。
就活解禁は同じ3月なので、あんまり変更ないだろう・・
そう思っていた企業も多いはず。
しかし、先日発表のあったマイナビサポネットのデータを見て、顔面蒼白に。
そんな企業も多いのではないでしょうか。
昨年の採用活動の動きと何が違うのか、
今回はそこに焦点をおいて、分析してみました。
まずは内定率。
なんと、2016卒と2017卒を比較すると20%ほど、5月の段階での内定率があがっています。
2017卒の5月時点でのデータと昨年の6月のデータがほぼ同じデータなので、
実際に1ヶ月ほど早まっているという計算をしたほうが良さそうですね。
グラフにして見てみるとこちら。
差がハッキリと認識できますね。
6月に大手が解禁するというルールの影響は思いの外、大きかったようです。
内定者に対して、従業員規模別で入社意欲の高い企業の統計を取ったデータがこちら。
昨年2016卒と比較して、はやり大手企業が有利になっていますね。
2017卒は300名以下の中小・ベンチャー企業への入社意欲が2016卒と比較して下がっています。
大手も就職活動解禁ルールに則っていないことが顕著に読み取れますね。
内定者の今後の動きがこちら。
6月解禁前の調査にも関わらず、
すでに3割越えの学生が就職活動を終了しているようです。
2016卒の内定者への調査結果がこちら。
やはり2017卒の就職活動の動きは、2016卒より一ヶ月以上早いですね。
10%ほどの差が出てきています。
2017卒の採用活動の動きまとめ
2017卒と2016卒の採用活動の変化について大きく言えることは下記の2点です。
2017卒は2016卒と比較して動きが早い。(内定出し、承諾共に)
大手企業有利な動きがより強まってきている。
おそらく2016卒で失敗した企業も多かったという反省点から
2017卒は早め早めに動こうとする企業が増えたことが要因でしょう。
学生の内定承諾も昨年より早いので、後半戦に期待しすぎるのも危険。
できる限り早め早めに動いたほうが良さそうですね。
「大手企業の内定出し、承諾の結果が終わってから動き出さなきゃ・・・」
「大手企業の結果によって内定辞退の数も増えそうだな・・・」
そんな心配・気苦労なんてもう嫌だ!
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