乙武洋匡の言葉から説く、就活論。


乙武洋匡といえば、『週刊新潮』の報道で不倫騒動などで非常に騒がれていたのが

記憶に新しいことでしょう。

 

世論でもまさに賛否両論。

芸能界でも擁護したり避難したりで騒がしい様子ですね。

 

この不倫騒動より以前からTwitterなどでの発言もよく炎上していましたね。

http://togetter.com/li/507041

 

一般人との発言のやりとりもフォロワーが多い分、気を使わなくてはならないことが多いですね。

先日、きゃりーぱみゅぱみゅとファンのやりとりでも炎上していました。

モンスターアカウントにリツイートされ、あまりの反応の多さに一般人がアカウント削除をするという・・

 

SNSの使用上のモラルなどもさまざま言われておりますが、

そのスタンダードも日々変化しており、世代間ギャップも当然ありますね。

 

日々、いろいろなニュースを取り上げては世間が騒いでおりますが、

(SMAPの解散騒動やベッキーの不倫騒動もそうだけど、すぐに沈下する)

個人的に感じるのは、不倫は確かに良くないことだけど、

この一件で今までの乙武さんの功績や素敵な活動はなかったことにされてしまうのは

非常に物悲しいので、昔から本を愛読させていただいていた乙武洋匡さんの好きな言葉についてご紹介してみたいと思います。

 

 

 

乙武洋匡のプロフィール・経歴・略歴

乙武洋匡、おとたけ・ひろただ。日本のスポーツライター。

東京出身。先天性四肢切断の障害を持って生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。

大学時代に早稲田のまちづくり活動に参加。

取材に来たNHKの番組出演がきっかけで、自らの半生を綴った『五体不満足』を執筆。大ベストセラーとなった。

学制時代から報道番組のサブキャスターをこなし、大学卒業後はスポーツライターとして活躍。

また、子供の教育にも関心を持ち、教員免許を取得し杉並第四小学校で任期付教員として勤務した。

 

 

 

たとえつらいことに直面しても、「これは自分が選んだ道なのだ」という覚悟があれば乗り越えられる。

 

これは私も良く就活生に伝えている言葉。

大手企業とベンチャー企業の違いとかいろいろ聞かれるけど、

結局大事なのは入ってからの自分の努力。

それ次第でどこに行こうが、自分自身の成長度合いが変わってくると思います。

最終的に自分で決めた人生には自分で責任持って人生全うすべし。

 

日本では、子供に「他人に迷惑をかけてはいけません」と教えることが多いようですが、

インドでは「あなたは他人に迷惑をかけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」と教えるそうです。

自分が他人に迷惑をかける代わりに、自分も他人の迷惑に寛容になる

そうすれば社会全体が温かいものになるし、メンタルを崩す人も減るのではないでしょうか。

 

この違いってすごいですよね。

確かに他人に迷惑をかけるなって育ってきた記憶があります。

環境要因でその人の考え方って大きく変わってきますよね。

自分が親世代になった時に、自分の子供にどう教育するか考えさせられます。

 

他人を認める心の原点は、自分を大切にすることです。

僕がバリアフリーを目指す活動を始めるようになったのは、「僕には、僕にしかできないことがある」という想いからでした。しかし、それは僕だけに課せられたものではありません。

誰にも。「その人にしかできないこと」があるはずなのです。

 

仕事柄、なぜこの仕事をしているのか、何を目指しているのか

毎日数回人に話す機会がありますが、

自分自身の命題のようなものに出会えた人は恵まれているように思います。

ここまでワクワクしながら働ける環境に出会えたことに感謝しつつ、

少しでも選択肢を増やすお手伝いがたくさんの人にできたらいいな、って日々思います。

 

どうしたら、自分のやりたいこと見つかりますか?

就活生によくそのような質問をいただきますが、そんな時にお伝えするのは、

 

とにかくいろいろな企業の人と出会って話を聞いてみること。

 

あくまでも就活生は企業で働いたことがありません。

求人原稿でわかることって本当に限られている一部。

それだけでその仕事や企業理解なんて無理があります。

そもそも就活解禁でいきなり働くということについて考えろ!なんて無理がありますよね。

就活って本当にすごい機会で、社会人になったらなかなかアポイントきれないような人と、

直に会うことができる機会が本当に多いんです。

 

長年、就活ではミスマッチという言葉もよく出てきますが、

学生側にも企業側にも問題はあり、ひいては教育の問題につながっているものだと思います。

 

しかし今それをここで嘆いていても就活は待ってくれません。

そこで、実際にいかに行動を起こせるか、それが自分の運命を左右するでしょう。

 

企業を選ぶ時、福利厚生や制度、会社の知名度で選ぶ人が多い世の中。

業種や職種でまず絞ってから、企業を探す。

そんな自分の行動に心当たりはありませんか?

 

大手企業で働くことを一切否定するつもりはありません。

しかし、世の中には知られていない素敵な会社がたくさんある、ということを

選択肢のひとつとして知って欲しい。そう思っています。

 

百聞は一見にしかずとは昔の人もよく言ったものですね。

先ほど、少し命題について触れましたが、

あなた自身の命題がどこにあるかなんてわかりません。

 

たまたまふらーと行った説明会で運命の出会いがあるかもしれません。

 

大手企業に入るもよし。

ベンチャー企業に入るもよし。

 

結局大事なのは入社してからの自分自身です。

最後に入社をすると決めたのは自分です。

その覚悟を忘れないでください。

 

まだ、どんなところに行けばいいのか全然わからない。

そんな学生さんは、ぜひ行動してみてくださいね。

 



 


 


公開日:2016年4月4日