学生「特技や素晴らしい経験がないとベンチャーでは内定ってとれませんよね?」ちょっと待って!もう一度向き合うべき自己PR
- 学生「特技や素晴らしい経験がないとベンチャーでは内定ってとれませんよね?」ちょっと待って!もう一度向き合うべき自己PR
選考でありきたりな回答をすると内定がもらえない、と言われたことはありませんか?
たくさん学生と接する人事の方に印象を与えるには、たしかに目立つことは大事です。
でも、本当に個性が強いだけなのが「内定直結」の自己PRと言えるのでしょうか?
そうは言っても、学生時代に世界中を飛び回っていたり
長期インターンなどでビジネスに触れている学生は強いでしょ?というあなた。
たしかに「ワンポイント」にはなりますが、それで内定!とはなりません。
- でも、やっぱり経験豊富で声が大きい・意識高い系が強いんでしょ?
「これまでの学生生活で、どうだ!すごいだろ!みたいな経験ってひとつもしたことないんですよね」
そういう学生の方が、面接で何を言えばいいのかわからないと悩んでいるのをよく耳にするのですが、みんなが悩むということは、大多数の学生に、すごい経験なんてない!ということ。
それに、俗に言う「意識高い系学生」はイタい!という印象を持つ人も多いように、成功体験は時に自慢話と捉えられて人をいい気持ちにはさせないものです。
■じゃあ、いったい人事は面接で学生に何が聞きたいんだ!
実際に、ベンチャーの人事の方にインタビューを行いました。
------学生時代にがんばったことを聞くことって、どんな狙いがあるんですか?
「う~ん、これはなんだか逆マニュアルになっちゃうかもしれない質問だね笑
学生時代にがんばったことって、出来事=成功していないと価値がない、というわけではない、ということだけお伝えします。
学生がイメージする就活って、いかにも完璧人間みたいな人がいいと思われがちですけど、ほしい学生の特徴は企業によって違います。
もちろん完璧人間みたいな人がほしい企業もあれば、素直で元気な学生がいい!というところもあるわけで。
それを踏まえて、がんばったことを聞くのは、まあ努力できる人なのか、あとは失敗した時に、どういう対処をするのかを知りたいっていう感じですかね」
------対処? それって、その後頑張って成功させました!っていうことですか?
「いやいや、そんなマンガみたいに上手くもいかないでしょう?
聞きたいのは、失敗した時に心がぽきっと折れちゃって、どうでもよくなっちゃうのかとか、その悔しさを他にぶつけたりして昇華させたかとか。
うん、挫折後の行動がどうなるかがわかりやすいかな?
つまり、なんでもできる器用貧乏の子より、たくさん失敗して怒られてきた子の方がきっと学ぶことは多かったろうし、
次失敗することがあっても、失敗したことがない子よりも強いだろう、という推測ができるってことですね」
- 今までの自分の行動から、今後どうなりたいかを考えてみる
今日まで、PRできるようなことを何もしてこなかった・・・・・というあなた。
それをもし「失敗」だと捉えるのなら、そこから次何をすべきかを考えてみませんか?
これまで頑張ってこなかったからだめだ!と諦める前に
少し先の未来の自分を思い浮かべて、今日から気持ちを磨いていきましょう!
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