新卒採用イベント徹底比較


新卒採用市場は学生の売り手市場が続き、企業の採用活動は年々苦しくなってきています。

リクルートワークスの発表によると、2015卒の大卒有効求人倍率は、

1,000〜4,999人以上の大手企業で0.84倍・5,000人以上の大企業0.55倍に対して、

300人未満のベンチャー・中小企業で4.52倍と圧倒的な差があります。

つまり学生一人あたり、ベンチャー4.52社から内定が出ているという計算になります。

 

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この売り手市場の影響で企業の母集団形成には非常に大きな影響が出ています。

数年前は当たり前に数十社の選考を受けていた就活生も最近では数社しか受けない傾向にあります。

そこで最近企業からニーズが高まっているのが採用イベント。

そこで今回は企業間で話題の新卒採用イベントを徹底比較してみます。

比較する対象の採用イベントはこちら。

 

サポーターズ

 

DEiBA

 

JobTryout

 

情熱フェスタ

 

採用イベント比較一覧はこちら。

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サポーターズ

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サポーターズの採用イベントは優秀なエンジニアを採用したい企業向け。

開発経験があったり言語がかける学生が多く参加しています。

エンジニアのスキルだけで言ったら圧倒的にオススメなイベントです。

しかし優秀な学生であればあるほど有名企業は放ってはおきませんので、

基本的には優秀な学生層はメガベンチャークラスに採用されていきます。

採用力に自信のある会社にはオススメなイベントです。

メガベンチャーの採用が落ち着いた、採用後半戦での利用が得策です。


DEiBA

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「出会いの場」は1日参加で100名以上の優秀学生と接触できる採用イベント。

上位校が9割以上の参加とのことなので、地頭採用の企業は合うかもしれません。

懸念ポイントは参加企業のほとんどがネームバリューのある大手企業なので、

ブランド力での採用勝負になりがち。

中小ベンチャー企業が不利なイベントかもしれません。


 

JobTryout

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早期型のイベントが特徴で、ビジネス熱の高い、意識高い系の学生が揃う採用イベント。

大手志向8割、ベンチャー志向2割りといった割合の学生分布。

参加するなら早期がオススメなイベントです。

大手企業や有名ベンチャーとのバッティングになるため、

こちらも中小ベンチャーだとかなりの採用力が必要になります。


 

情熱フェスタ

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ベンチャー企業のみが参加できる採用イベント。

もちろんベンチャー志向の学生のみをターゲットにしています。

経営者層が参加することが条件。

営業版とエンジニア版が存在しますが、営業版が圧倒的に強いです。

バッティング企業も全てベンチャー企業のため、採用につながりやすい傾向もあります。

 

《採用担当者必見》新卒採用イベント徹底比較まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

採用イベントにも強みや弱みがそれぞれあります。

自社の企業規模や採用力など、いろいろ検討して

求める人物像が採用できそうな採用イベントに参加することをおすすめいたします。

 

 


公開日:2015年9月9日