就活生の悩みは意外にも《親》だった?!就活生を子にもつご両親必見です。
最近就活ニュースでもよく目にすること多いネタとして、今注目されているのは就活生の 親問題。
モンスターペアレンツなどと近年騒がれていましたが、 就職活動にまで影響がでてくるとは・・・・・・・・・・・・・・・・。
今回は実際に学生から相談されたケースを元に 就活生が親に控えてほしいNG行動集をまとめてみました。
自分自身が就活生である子供にやっていないかチェックしてみてください。
親の就活NGはこれ!
過保護
いくらお子さんのことが心配でも、就活の表舞台に出るのはやめましょう。
就活は社会人の入口です。 子どもの代わりに親が企業に連絡したり、 スケジュールが重なって参加できない子どもの代わりに企業説明会に参加したりしたら、 採用担当者がどう感じるかは明らかです。 「自立できていない」「過保護な家庭」という印象がプラスに働くことはまずありません。 親が会社に接触することは、非常時を除き基本的にNGです。
過干渉
親の価値観の押しつけ、古い考えや適当な発言に子どもは悩み、傷つきます。
「もう、○○さんちの子は決まったみたいよ。あなたはまだ?」
「公務員になるのはどう?」
「焦らず大学院に進んだら?」
「TOEICとか大事みたいよ、今から英語の勉強したら?」
「あなたはどうするの? 何になるの?」
「(テレビのCMなどを見て)この会社よさそうじゃない」
「安定しているところがいいんじゃない?」
「大きな会社がいいぞ」
「聞いたことない会社ね」
「営業? 大変よ。向いてないんじゃない?」
「そんなんだから落とされるのよ」
などなど、 つい言ってしまいがちな言葉ですよね。
お気持ちはわかりますが、一度はぐっと飲み込みましょう。
就活生の本音・・・・
本当に親にしてほしいことって?
お金の援助
今の就活、お金がかかります。
住んでいる地域によっては、東京や大阪・名古屋で行われる説明会に参加するにも新幹線や飛行機などの交通費が必要です。 また、証明写真も写真館で撮る学生がほとんどで、ES用だけで数十枚必要・・・なんてことも。
就活にどれくらいお金がかかると思いますか。 関東に住んでいて関東の企業に就職を希望する学生でも10万円弱、 地方から関東に就職を希望する場合は20万円を超えることもあります。
なかなか内定が決まらず長期化すれば、さらにふくらみます。 かかるお金は大きく分けて、 ①リクルートスーツや靴、カバンなど ②証明写真 ③交通費 ④食事代やコーヒー代 ⑤パソコンやスマートフォンの本体費用や通信費 などが挙げられます。
知人の大人の紹介
行動範囲が限られている学生がふだん接する大人は、 大学の先生、バイト先の社員くらいで、意外に社会人との会話に慣れていないものです。 社会人との会話がいきなり面接本番では、緊張しない訳がありません。
親には話しにくい、言いたくないこともあるでしょう。 友人や会社の同僚など知人を紹介してみてはいかがでしょう。 子どもが志望する業界の知人を紹介できれば、OB・OG訪問の代わりにもなります。 知人のOKが出たら連絡は子どもにさせましょう。 社会人として、大人に連絡・話をするマナーについても見てもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 就活生だってだいたい二十歳そこそこのいい大人です。
自分の価値観で自分の働く場所を、人生を決定してみたい、という意思もあるかと思います。
上記に当てはまってしまった、就活生のご両親。
もちろん、心配な気持ちもわかるので、 その表現や応援の仕方をちょっとだけ変えてみてもいいかもしれません。
ぜひお子さんの就活を応援してあげてくださいね。