【18卒ジョイン間近!】新入社員が尊敬する上司のたった2つの共通点とは


年が明け早くも1ヶ月が経とうとしています。

あと2ヶ月弱。
4月には新入社員も入社してきます。

数多くの企業を見て、
その上で自社を選んでくれた内定者たち。

できることならばより長く、
自社に勤めてほしいですよね?

近年では就職して3年以内の離職が3人に1人いるなど、
新入社員がやめてしまうことがとても多くなっています。

それを防ぐためには一番接点の多い社員。
『上司』の存在が重要です。

慕われる、尊敬される上司であれば、
良い関係の構築だけでなく、
社員との間を取り持てるようにもなります。

そんな尊敬されるような上司。
じつはそういった方には隠されたある「2つ」のポイントがあるんです。

 


◆自分が失敗した時の話を後輩にできる


上司として「よく在りたい」「良い人でいたい」「出来る上司だと思われたい」
と思うあまり、自分が失敗した経験をひた隠しにしてしまう人がいます。

ですが、それは逆効果
人間は失敗から学ぶいきものです。
全く失敗しない人なんて存在しません。

新入社員は、この会社はどんなところなのだろう、どんな人が働いているのだろうと
間違いなく緊張して出社してきます

それなのに、

「俺はお前くらいの頃は全く失敗しなかった」
「私ができるんだから、あなたもできるはず」

上司にこんなふうに言われたら、
まだ何も知らない新入社員なら委縮してしまいます。

逆に、

「俺もいっぱい失敗してきたよ! いやあ、あの時の○○って失敗は困ったな~」
「私もあなたくらいの時はたくさん間違えたから、分からなかったら質問していいのよ」

と言われた方が新人はリラックスし、
「この人についていこう」と思ってくれるはずです。

 

◆指示を出すときは曖昧にではなく具体的に


新入社員だったころ、
みなさんも経験して困ったことはなかったでしょうか?

「なんか、その辺の資料を読んでおいて」
「会議の準備お願いね」
「これまとめておいてね」

その辺の資料と言われても、どれを読めばいいか。
そもそも、どうしてこの資料を読んだらいいのか、ただ放置されただけなのか……
とモチベーションを下げる恐れもあります。

新人へ指示出しをするときは、
「細かすぎるくらい具体的に」指示を出す癖をつけてください。

新社会人の、まだ知識のない新人でもこなせるように、
事前の予備知識を正しく、できるだけ多く伝えることが重要です。

また、なにか失敗をした時に指示が曖昧だった場合、
「このミスを指摘するなら先に教えてくれればよかったのに」
と指示内容に問題があれば自身の反省に繋がりません。

新人の成長のマネジメントとしても必要ですし、
しっかり指示を出せば「見てくれている」「ちゃんと指導しようとしてくれる」
と尊敬し、前向きについてきてくれるはずです。

 

◆最後に~コミュニケーションは何より大切~


いかがでしたでしょうか?

このように、新人が尊敬する上司には、
新人に対して寄り添う姿勢が共通点として存在しています。

多くの方は自身の仕事があり、
新人だけに構っていられない場合もあるかと思います。

ですが"採用"とはその企業の将来への一番の【投資】です。
「新人を指導する」のも上司の大切な仕事。

みなさんが部下にとって、頼れる存在であり、仕事を教えてくれる先生になれれば、
きっと尊敬される上司になれるはずです。


今回ご紹介したこのお話。
もちろん4月に入社する新入社員に向けてのマインドなのですが、、、


尊敬される上司って新卒採用でも使えませんか?

例えば企業説明会の座談会で、
自分の入社後の成功体験を話すばかりではなく失敗談を話すことができれば、
就活生も新入社員と同じようにリラックスすることができ、
「この人と一緒に働きたい」と考えてくれるはずです。

そして就活のポイントやアドバイスをする際にも、

「このサイト見たほうがいいよ」
「ESはこうやって書くんだよ」
「面接では〇〇を気にしたほうがいいよ」

とポイントをいくつも伝えがちですが、
現在は情報社会です。

学生もどの情報が良くて、どれを信じるべきなのか基準がわからないんです。
だからこそ「なぜ」やる必要があるのか、
「具体的には」どうやって準備する必要があるのかなど、
事前の予備知識を背景まで踏まえて話すことが必要です。

学生に腹落ちさせて、納得させることが重要。
そうすれば何かあったときの「相談役」になれるかもしれません。

そうなれば、自社の印象だけでなく"人"の印象が強く残り、
最終的に学生のなかで他社との差別化が図れます。

是非説明会などでも活用してみて下さい。

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2018年1月22日