学生の意識の差?サマーインターンとウィンターインターンの違いとは?
10月になりいきなり寒くなりましたね。
そろそろ季節も変わり目。
ということは、インターンシップも「サマー」から「ウィンター」へと
変わってきた時期です。
近年では近年は
7月末~9月にサマーインターンシップ
12月~2月にウィンターインターンシップ
を実施することが当たり前になってきました。
人事の皆様も学生の受け入れにお忙しい時期かと思います。
開催が当たり前になってくれば、
「とりあえず自社もインターンをやっておこうか」
「まずは学生をどう集客しようか」
「人気がありそうなコンテンツはなんだろうか」
と開催することだけに意識が集中してしまいがち。
「サマー」と「ウィンター」と言っても、違う点は時期だけじゃないの?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、他にも違う点があります。
今回はインターンシップの開催時期とその違いをご説明いたします!
◆サマーインターンシップとは?
サマーインターンシップは7月末~9月にかけて実施されます。
その前段階として5月末~7月末に選考期間が設けられていることが多いです。
まず大きな特徴として、
◎各インターンシップの開催期間が1日から1ヶ月まで幅広く開催されているということ
学生の夏休み期間を利用しているので、
企業はコンテンツに合わせてバリエーション豊かなインターンを企画します。
~1日から1週間の短期プログラム~
学生とたくさんの接点を持つことを目的としているので、
就業体験というよりは簡単なワークショップや企業説明形式のインターンシップが多いです。
~1ヶ月以上の長期プログラム~
企業の事をより深く知ってもらうことを目的としているので、実際に企業の仕事現場に入り、
就業体験やプロジェクト遂行を行うプログラムのインターンシップが多いです。
そして2つ目の大きな特徴が
◎学生はインターンに『参加すること』を目的としているということ
サマーインターンシップは、
「とにかく多くの企業を知りたい」と思っている学生が参加する傾向にあります。
そのため業界や職種を絞ることはせずに、
・自分に合っている仕事はなんだろう
・自分の知らない面白そうな仕事って無いだろうか
と企業を広く浅く見ることを考えていることが多いです。
そのため、企業側は自社の概要や方針、社風・業務など多くの学生に知ってもらえるように、
一度に数十名を集めて複数回開催することが多いです。
◆ウィンターインターンシップとは?
ウィンターインターンシップは12月~2月末に実施されます。
その前段階として9月末~11月末に選考期間が設けられていることが多いです。
サマーインターンとの相違点として、
◎開催期間の多くが1dayなどの短期間であるということ
以下のグラフは『キャリタス就活2018 インターンシップに関する調査』で
2018年卒学生へ「インターンに参加した時期」を質問したデータです。
ウィンターインターンシップの開催時期は大学の授業期間です。
また、併せて企業の繁忙期でもあるため1~3日や1週間程度の短期間のインターンシップが多いです。
開催期間が短いため、学生も参加しやすくなり、
なおかつ【就活解禁直前】であるため参加人数はサマーと比較して大きく増加します。
そしてもう一つの相違点が、
◎『入社を視野に入れて』インターンに参加しているということ
学生の多くはサマーインターンシップを経験しています。
上記でも記しているようにサマーインターンの目的は「業界研究」や志望企業の「選定」が目的になっています。
そうやって着々と準備をしてきた学生が方向性が決まっ状態で参加する傾向にあります。
そのため、ウィンターインターンに参加する学生は、
その企業への入社を視野に入れている学生が多くなります。
企業側も採用活動が本格化する3月直前ということもあり、
ウィンターインターンを新卒採用の0次選考のような位置づけとみなす企業が多いです。
特に大手企業はその傾向が強いように感じます。
今年は昨年と違い、経団連が「1dayインターン」を推奨したこともあり、
ウィンターインターンはより選考の色が強く出てくるのではないでしょうか。
また、インターンシップの内容はプロジェクト型が多くなり、
企業側はこのインターンシップで学生の実力を見定めたり、
エントリー意欲を掻き立てるような魅力づけのコンテンツを用意しています。
新卒採用を前提とし、学生とのマッチングを図ることを目的としているため、
この時期は単なるセミナーを開催する企業が少なくなっています。
いかがでしょうか?
サマーはセミナーやワークショップをすることにより、【認知獲得】を目的としているのに対し、
ウィンターは実践型グループワークを通し、【本エントリーの獲得】を目的としています。
学生もウィンター期間には選考を意識しています。
この傾向は情報感度の高い、意欲的な学生ほど強く出ています。
ここで人事の皆様にご提案です。
企業側は0次選考として採用につなげようとしており、
学生も就活を意識して入社を視野に入れている。
お互いの求めていることは一致しています。
ではどうでしょう、「インターン」ではなく【選考】を始めてみては!
「大手媒体では選考を意識させるような文言は使えない」
「やるとしても大々的には打ち出せない」
それがパッションナビならできるんです!
パッションナビはベンチャー企業に特化した就活ナビサイト。
大手媒体とは違い、早期に説明会・選考を開催することが全く問題になりません。
むしろ推奨しています。
パッションナビに集まる学生は
「自分はベンチャー企業に興味がある・入りたい」
と考えている前のめりである意味ヘンタイな尖った学生ばかり!
そんな学生と出会うには早期にアプローチをすることが必須です!
是非、ご検討下さいませ。
未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ