学生に『選ばれる』。企業のブランディングのコツ
現在の採用市場の学生優位化はドンドンと進んでいます。
企業規模別求人数の推移では、
2015年卒の採用から300人未満の中小・ベンチャー企業の求人数が
大きく跳ね上がっています。
各年の就活生は約50万人と言われていますが、
5000人以上の大手企業から順に採用枠が埋まると考えれば、
中小・ベンチャーの採用活動が如何に大変かがわかるかと思います。
そのため、求人広告に出すだけで採用できる時代は終わりと言われ、
今後の採用はより戦略的に考えていく必要があります。
就活生に「この企業で働きたい」と思わせるような
戦略を立てる「採用ブランディング」を考える必要があります。
これは今後の企業に絶対必要になる動きでしょう。
今回はそんな採用ブランディングで押さえておくべきポイントを解説していきます!
◆そもそも採用ブランディングって?
ブランディングとは、自社ブランドに対する信頼や共感を得ることにより、
学生から見た自社のブランドの価値を高めていくマーケティング活動のこと。
ブランディングを行うことにより、同業種・同規模の他社ブランドとの
『差別化』が図れるようになります。
この『差別化』が競争優位となるため、
少ないコストで多くの収益が得られる可能性が高まります。
つまり採用ブランディングとは、「この企業で働きたい!」と思ってくれる
就活生(自社のファン)を増やすマーケティング活動なんです!
なので、企業の知名度を高めるという目的ではないので、
むしろ中小企業こそ行うべき活動といえます。
学生の企業選ぶ軸に乗っかって「目指していた業界」として選ばれるより、
その上で「ここが好きだから御社で働きたい!」とかんがえられる方が、
圧倒的に志望度は上がるはずです。
◆「どんな学生が欲しい?」求めるターゲットを明確に
「企業の求めるターゲットはどんな人材なのか?」
「どんな人材が来たら自社にとって有益になるのか?」
これをまず最初に明確にしていきましょう。
希望する「スキル」と「人柄」を絶対に欲しい項目
「MUST」←これは外せない項目
「MORE」←これはあったらいいなという項目
に分けると企業の求めるターゲット像が見えます。
ターゲットを明確にすることで、
企業と就活生のミスマッチを防止することができます。
◆就活生に『刺さる』コンテンツを揃える!
採用ブランディングでもっとも重要であるといっても過言ではないのが、
採用ページのコンテンツをを充実させること。
就活生は一人一人が重視していることは違います。
そのためには、『自社の良さ』はできるだけ多いほうがいいはずです。
ここにどれだけ戦略を立て、力を注げるか効果が大きく変わります。
・企業理念
・ビジョン
・社風
・教育制度
どのような伝え方をすれば求めるターゲットに『刺さるか』を
入念に考えていきましょう。
しかし、コンテンツを自社採用ページに充実させようとしても
「コスト」も、「時間」もかかってしまいます。
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