学生が入社する企業を選定するポイントとは?
早期に就活を終えた学生は
前年よりも増加している採用市場となっております。
学生側も複数の企業から内定をもらうのは当たり前になりつつあり、
多くの選択肢から運命の一社を選択することになります。
では、就活生は企業を見る際にどこを重視しているのでしょうか?
マイナビが先日発表した大学生就職意識調査の項目に
2018年卒の求職者に対して「企業を選ぶ際に注目するポイント」というのがあります。
上記の表によると、
就活生が「入社予定先企業を選択する」にあたり重視しているのは、
1位 自分のやりたい仕事(職種)ができる 会社(38.1%)
2位 安定している会社(30.7%)
3位 社風が良い会社(16.5%)
4位 給料の良い会社(15.1%)
4位 働きがいのある会社(15.1%)
となっております。
実現性や安定性、会社の働きがいなど、
就活生は様々な要素を考慮した上で入社企業を選択していることがわかります。
・内定受諾時の心理状況のシフト
就職活動を開始した段階では、
複数の企業に同時並行でエントリーしている段階で
特定の企業について深く考える強い動機を持ち合わせていません。
ところが、いよいよ内定を受ける頃になると、
就活初期段階のフィーリングから
採取段階のより具体的な情報精査へとシフトされるのです。
・就活生の悩み
入社の意思決定をする学生の悩みは深いです。
「複数の企業から内定をもらったが、どこに入社すればいいのか」
「内定をもらったが、このタイミングで就活を終えていいのか」
「この会社で自分のやりたいことが本当にできるのか」
など、悩みの種類は様々なケースがあります。
ただ、この段階で就活生が抱えている悩みはシンプルな構造になっているのです!
多くの学生達の悩みを言い換えると
「どの会社が自分にとっていい会社なのかわからない、自信が持てない」ということ。
さらに具体的に言うと、
(1)「自分が今から大きな決断をしようとしている」という”現実”
(2)「なのに、この会社に入るのが正しいのか自信が持てない」という”葛藤”
この2つの要素で「悩み」は構成されているのです!
採用担当者は、学生の不安を取り除くべく、
・求人広告や説明会、そして選考の場面でいかに就活生と濃密な関係を築いていくのか。
・一貫性のある採用フローをいかに計画し、実行するか。
上記のポイントを今一度意識しながら、
自社に興味を持ってくれた学生との信頼関係を構築してください!
未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ