【19卒採用市場続報】2019卒6月時点 内定率69.0%


先日リクルートが運営する就職みらい研究所から
2019卒の「2018年6月1日時点 内定状況(速報版)」が公開された。



前回5月1日時点と比べて26.3ポイント上昇と、
就活市場全体が大きく進んでいることがわかる。

また、前年同月の18卒データと比較した場合、
61.9%から7.1ポイント上昇している。

つまり解禁となった6月1日時点で
7割の学生が内定を保有しているということになります。

一応6月からが「選考解禁」というルールだったはず・・・
すでに守られていないことが明確ですね。


併せてこちらが「就職活動実施率」の推移データ
こちらも大きく変化し65.5%と70%を大幅に下回った



前回5月1日時点と比べて22.0ポイントの減少
前年同月比で8.1%も低下していた。

これはつまりすでに3人に1人は就活を終了しているということ。
年々10ポイント近く減少していることからも、
この6月がキーポイントになっていることがわかる。

(5月時点では例年あまり変化がない)

この動きは企業側の内定出しや選考スピードの変化だけでなく、
学生側にも変化がありそうだ。

実際に独自で調査をしていた際にもはっきりと出ていたが、
この6月までを目標に就活を進めていた学生が圧倒的に多いのだ。

この動きの変化は年々強くなっており、
もう来年には「夏までには終わりたい」という学生は少数派になりそう。


前月時のときにも記載をしたが改めてもう一度お伝えします。

「内定を持っていても就活をしている学生は多い」

よく聞く言葉かもしれないが、
このデータからもわかるように年々、
内定をもらったら早くに就活を終える傾向がある。

「もしかしたら今後良い学生に出会えるかも…」
そういった学生こそ率先して就活を終えるだろう。
早期で決断することも必要だ。

もし本当に「良い学生」と出会いたいのならば、
このまま19卒を続けるのではなく20卒に切り替えてみてはどうだろう。
本来の企業の目標は「採用目標人数」を達成することではなく、
「今後の自社を動かしていくいい人材」を採用することなのだから。

ぜひご検討を。

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ


公開日:2018年6月18日