新社会人の55.1%が「内定先で一生働きたい」と回答！会社の決め手は？

3月で19卒採用が解禁され、
人事の方々はお忙しい時期になりましたが、
18卒内定者が入社するまであとわずかとなってきました。

新社会人の内定者の方々は、
いよいよ始まる内定先企業での社会人生活に胸を膨らませているかもしれません。

今回はマイナビからこんなデータが出てきました。
【新社会人白書2018】

まもなくジョインする内定者たち。
今年の新社会人たちはいったいどんな軸で内定先を選び、
そして入社を控えた今、内定先に対してどのような思いを持っているのか。

◆いまの会社に内定を決めた理由を教えてください。

1位会社の雰囲気 (21.5％)
2位職種 (16.5％)
3位勤務地 (9.5％)
4位給与 (9.3％)
5位企業の安定性 (8.8％)
5位業界 (8.8％)

昨今、給与や年間休日、福利厚生など企業スペックを比較基準にしている学生も多い中、
会社の内定を決めた理由の1位は、会社の雰囲気でした。

毎日働く職場だからこそ雰囲気が自分に合っていて、
ストレスにならないことが重要なのでしょうか。

そして次いで高いのが職種と勤務地。
これは学生により捉え方が異なりますが、
給料や福利厚生などよりも重要ということはわかりました。

1位満足している (50.3％)
2位すごく満足している (29.2％)
3位あまり満足していない (12.7％)
4位満足していない（7.8％)

いまの内定先への満足度については、
満足しているという人が約半数となりました。

2位のすごく満足しているとあわせると【約8割】に達しています。

売り手市場も後押しして、
自分が納得できるまで就活を続けられたのでしょう。

働きたい 277人(55.1％)
働きたくない 226人(44.9％)

内定先の会社で一生働きたいという人は【5割】を超えました。

終身雇用が崩れてしまっているいまでも、
満足いく会社では長く働きたいと思う気持ちを持っているようです。

しかし、ある程度キャリアを積んでくると、考え方は変わってくるかもしれません。

残り４割の方は今後のキャリアアップも踏まえて、
一生同じ会社で働くことはないと回答していると考えられます。

いかがでしたか？
新社会人の多くがいまの内定先に満足しているようです。

ポイント1：いまの会社に内定を決めた一番の理由は「会社の雰囲気がいいから」
ポイント2：いまの内定先に満足している人は約8割
ポイント3：「内定先で一生働き続けたい」と考えている人は半数以上

この内定者たちの決め手を知ることこそが、
現在の19卒採用を成功させるキーになるのかもしれません。

そのために重要なポイントはどこにあるのか、
アプローチの方法はどのように行うのか、
そもそもの学生の母集団はどの層を集めるのか、

今一度、再構成してから進めることも検討してみて下さい。

公開日：2018年3月12日