インターンシップ以外の就活準備。就活リアルアンケート


 

 

就活生の動向を知ることは今後の採用活動へのヒントになります。

今回は先日マイナビサポネットが発表した就活生アンケートを読み解き

就活生のリアルな動きを学んでいきましょう。

 

 

就活生にアンケートをとると、

インターンシップに参加したと回答した学生は65%。

内容は別として、インターンに参加するのが当たり前の時代になってきました。

 

 

インターンシップにおいては、いろいろなところで議論が持ち上がってますので

ここではあえてインターンシップ以外について触れてみたいと思います。

 

そもそも就活生は、なぜ就活解禁前に動くのでしょうか。

 

 

 

・就職活動に対する不安を少しでも減らすため
・早く就職活動を始めなければという焦りがあった
・自分がどんな業種に魅力を感じるのか早く知りたかった
・自分が魅力を感じる企業を早く見つけたかった

の4つで全体の8割を占めており、【漠然とした不安】の他に

【自分に合う働き方(業種/企業)を知りたい】という気持ちを持って準備を始める学生がいることが分かります。

 

周りが動くから動かないとまずい・・・

という心の声が聞こえてきますね。


男女別に見ると、男女ともに”不安””焦燥感”の割合は高いものの、

男子学生は女子学生よりも【自分に合う働き方を知りたい】という項目が高く出ており、

比較的前向きな理由をもって準備を始める学生が多いようです。

 

 

さて、ここで本題。

インターン以外には何を準備したのでしょうか。

 

 

情報収集については、就職サイトの活用が一番のようですね。

 

興味のある企業を事前にリストアップしておいたり、インターンシップへの参加で知見を深めたり、

先輩や友人等からの情報収集(交換)をしたりすることが主流であることが分かります。

 

SNSやまとめサイトでの情報収集はもっと割合が高いかと思いましたが、

新聞やテレビに近い割合とのこと。

 

就職情報サイト以外では、友人や先輩からといった生の情報を集めることに重きをおく学生が多いようです。


インターンシップ参加経験の有無によって、

開始時期についても差があったので、ここでもインターンシップ参加経験の有無で分類してみました。


結果、全体で見ると


「就職サイトに登録する」が最も選択され、
「サイトで、気になる企業を探す(検討リストの活用等)
「インターンシップに参加する」
「友人や知り合いと就活や仕事の話をする」
「先輩から就活や仕事の話を聞く」


と続きましたが、
特にインターンシップ経験の有無で差が大きかった項目は

・業界研究をする
・サイトに登録するデータを充実させる(プロフィール登録など)
・先輩から就活や仕事の話を聞く
・学校のキャリアセンターに相談に行く

の4つでした。

一方、情報収集以外の活動ベスト3は

・自分の長所短所やアピールポイントについて考える
・髪型を整える 
・就職活動に必要な服装(スーツや靴等)を準備する

ですが、インターンシップ参加経験の有無で再集計してみると、差の大きな項目は

・就職活動に必要な服装(スーツや靴等)を準備する 
・髪型を整える 
・証明写真を準備する 

等の、ハード面での準備が際立って高いです。

 

採用活動について、ご相談いただくことが非常に多いこの時期。

18卒の採用が上手くいかない〜とご連絡いただく企業が多い一方で

すでに19卒の準備を始めだした企業もチラホラ。

事前準備って何事も重要ですが、ここまで企業ごとに差が顕著にでる時代になったのですね。

 

採用市場は生き物のように毎日変化しています。

準備をするためには市場の動向をつかむことが一番です。

 

現地点では早期にできるポイントは就職サイトなどへの掲載で認知度を高めたり

企業理解をはかること、インターンシップなどで接点を設けることが、

ランクインしているようです。

 

その中でもさらに、人材の思考性や質を追いかけたい企業は

ニッチな就職サイトの利用は有効だと思います。

 

 

 

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公開日:2017年4月6日