中小企業こそ注目すべき。キラリと光る企業の見つけ方。


就職活動において、企業をどのように見つけていますか?

電車のつり革広告?

もともと知っていた企業を受験?
 

みんなが同じように大手企業や有名企業を受けに行く世の中。

その中で採用される人数ってどのくらいでしょうか。

また、本質的になぜ有名企業・大手企業がいいのか考えたことってありますか?

 

今回は大手に行け!中小に行け!とかではなく

中小の魅力を知ってほしい。選択肢の一つとしてもってほしい。

ということで中小企業の魅力をお伝えしていきます。

 

 

中小企業の魅力

 

就活では大手企業ばかりに目が行きがちですが、日本には小さくてもキラリと光る中小企業があります。

 

その多くは、みなさんのエントリーを首を長くして待っています。

 

中小企業って?

 日本には会社が382万社もあるのですが、そのうち中小企業はどのくらいを占めると思いますか?


 なんと、99.7%! 

つまり、ほとんどが中小企業です。

日本で働く人は約4800万人いますが、中小企業で働く人はその7割、約3400万人を占めています。

日本の経済を支えているのは中小企業なんです。



 そもそも中小企業とは何でしょうか。

中小企業基本法」に定められていて、業種によって基準が異なるのですが、

資本金が少なく、従業員数が数十人~数百人の小さな会社です。

 

中小企業が大きくなったものの大企業ほどではない「中堅企業」という呼び方もあります。

明確な規定はありませんが、従業員数が1000人に満たない企業を

「中堅・中小企業」とくくったりすることもあります。

 

 

中小企業の待遇改善

 その中小企業の待遇が改善しているというニュースです。

賃金体系を引き上げるベースアップ(ベア)の引き上げ幅で中小が大手を上回り、

定期昇給(定昇)を含めた全体の賃上げ幅でも大手との格差が縮まりました。



 背景にあるのは人手不足です。

今年2月の完全失業率は2.8%で、22年ぶりの低水準。

有効求人倍率も全国的に高い状態が続いています。

大手に比べて賃金水準が比較的低い中小企業では、

採用難が深刻で、今の社員の離職を防ぐためにも、待遇を良くしようとしているわけです。

 

 

中小企業のメリットは?

 大企業が人気なのは、

ネームバリュー、誇り、影響力やビジネスの規模の大きさ、好待遇といった魅力があるからでしょう。

一方、中小企業には、会社が小さい分

1人の責任・裁量が大きい、経営者に近い、チャレンジ精神を発揮しやすい、

出世が早い、転勤が少ないといったメリットがあります。

 

かつては、大企業といえば「安定」がキーワードでしたが、

世の中の動きが速い今の時代は日本を代表する大企業でも一歩間違えると、

破綻してしまうのはご承知のとおりです。

 

大企業では大きな仕事でも1人ができるのは大きな組織の一部の役割ですから、

ある分野に詳しい「スペシャリスト」になりやすい一方、

中小企業は1人が様々な業務を担当しなければ回らないため若いうちに「ゼネラリスト」が育つとも言われます。

 

 

志望業界を「縦」に深める

 どちらが「良い」「悪い」ではなく、自分がどちらに向いているのか、

どんな働き方をしたいのか、よく考えてください。

 

みなさん数十社にエントリーしていると思いますが、

人気があって競争率も高い大手企業ばかり狙っていると、

6月になって「持ち駒がなくなった!」ということになりかねません。

 

ぜひ、中小企業にも早めに目を向けてください。

 

 

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公開日:2017年4月20日