新卒採用「増やす」27%。18年卒の採用も「売り手」が顕著


共同通信社が発表したデータで

104社を対象にした2018年度(18年4月~19年3月)入社の新卒採用方針アンケートの結果

ご覧になりましたか?

みなさんが知っているような有名大手に対してとったアンケートです。

 

既に採用計画を固めた78社のうち、27%に当たる21社が

17年度実績(見込み)と比べて増やすと回答し、前年調査(24%)を上回りました。

 

17年度並みを含めると86%に上り、人手不足や収益の改善を背景に、

人材確保に引き続き積極的な企業の姿勢が浮かび上がりました。

 

今年の就職戦線も学生側が優位の売り手市場。

 

一方、働き方改革で政府が検討する残業時間の上限設定は全体のうち70社が「評価する」と回答したそうです。

「評価しない」は5社にとどまり、過労死の防止などで残業抑制への関心が高いことがうかがえます。

(この場合は評価すると書くしかない企業の立場もあるような気がしています。)

 

景気が良くなり、各社が採用数を増やすことによって採用に困る企業は増加。

それでいて、企業は残業などの制度改革などを迫られ、どんどん人材優位な売り手市場が続いていますね。

 

アンケート対象の78社中、採用を17年度実績並みと答えたのは46社で、減らすは11社。

採用増の回答企業はキヤノンや京セラグループ、

大和ハウス工業、NTT西日本グループなど幅広い業種に及んでいるそう。

テレビニュースでも話題の配送現場の人手不足が深刻なヤマトグループも

高卒を中心に計1000人超を計画しているそうです。

 

JFEグループや三菱重工業の製造業のほか、三井住友海上火災保険、

東京海上日動火災保険、SMBC日興証券の金融業は減らすと回答。

未定は26社で、世界経済に影響を与える米国のトランプ政権の動向なども関係があるようです。

 

採用選考で重視する点(二つまで)は「行動力・積極性」の67社が最多で

「人柄・責任感」の33社と続きました。

 

そもそも新卒採用においてはスキルなどは求めていなく、

ポテンシャル採用なわけなので、それらの項目に必然的になってきますよね。

 

18年度の就職戦線は、63社が学生から見て売り手市場と回答。

人材確保が難しいと「感じる」「どちらかといえば感じる」とした企業は計62社で、

「どちらかといえば感じない」「感じない」とした計34社を大きく上回りました。

 

 

大手がここまで採用数を増やすとは。どんどん採用難になっていきますね。

それでも、嘆いてばかりでは何も解決しません。

 

従来の採用活動のあり方では勝てなくなってきていると感じている企業も多いことでしょう。

 

大手の採用が終わってから動き出そうと、優秀な人材の確保を諦めていませんか?

日本の雇用はこれから成長位していくベンチャー中小企業にこそ、支えられています。

また、東芝やシャープ、東電などのニュースでも

大手に勤めることが安定ではないということが証明された今、

本当の安定はどんな時代や状況になっても生き抜くことのできるよう、自分の能力を磨くことではないでしょうか。

 

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公開日:2017年4月4日