リクナビ・マイナビ《2018卒》はどっちがいいの??
リクナビ・マイナビ《2018卒》はどっちがいいの??
3/1 いよいよ2018卒も就活解禁になりましたね。
とは言いつつも、ほとんどの企業が就活解禁ルールを守らないと言われているこの世の中。
新卒WATCHの中でのアンケートにも
「選考解禁が6月になった場合、経団連の方針を遵守しますか?」という問いに対して、73%が「しない」と回答しています。
2年連続の3月解禁。
初年度は手探り状態が続いたものの、反省点を生かし、
2017卒よりも 2018卒は早期に動く企業が多い傾向にありました。
経団連の強いたこのルールももはや茶番のようになっておりますが
2017卒と2018卒の新卒採用市場では具体的にどのくらいの変化があるのでしょうか。
3/1に解禁した。大手就職サイトと言われるリクナビ・マイナビで比較してみましょう。
まずは掲載社数。
2017卒はリクナビ 掲載企業数 22595社
マイナビ 掲載企業数 17142社
でした。
2017卒の比較結果はこちらのブログに詳細があります。
https://ventry.jp/Vlogs/vlog_view/VL000243
それでは2018卒はどうでしょうか。
リクナビ
リクナビ 掲載企業数 27556社
マイナビ
マイナビ 全掲載企業 19904社
両者とも2017卒よりも大きく社数を伸ばしています。
昨年2017卒に引き続き、マイナビと7000社という大きな差をつけて、リクナビが掲載社数NO.1。
リクナビは 22595社 → 27556社
マイナビは 17142社 → 19904社
すごいですね。
エントリー可能な社数
リクナビ エントリー可能社数 ?
マイナビ エントリー可能社数 17585社
?というのも訳があります。
2017卒ではTOPページに表示されていたエントリー可能社数。
これが2018卒においては非公開となっています。
無料掲載が多く、エントリーできない会社が多いという昨年バッシングが多かったことが要因でしょう。
2018卒も無料掲載は非常に多いようですね。
説明会受付企業数で比較すると顕著です。
参加可能な説明会数(3/1現在)
リクナビ 7599社
マイナビ 8709社
掲載社数はリクナビの方が多いのに、説明会参加できる企業数はマイナビの方が多いのです。
これってなんで??と思う学生さんも多いと思うので、
少しだけ謎解きをしておくと、2016卒でマイナビに掲載社数NO.1になったことが非常に悔しかったようで、
2017卒から、掲載社数を一気に増やす施策として、
リクナビダイレクトを無料で開放する!という手段をとりました。
無料だったら取り急ぎ掲載しておくか、と思う企業も多い為、圧倒的な社数を叩き出すことができたのでしょう。
なので、実質15000社くらいは無料で掲載しているのではないかと推測できます。
それでも、掲載社数NO.1という広告効果は非常に大きいものなのではないでしょうか。
これもまた、戦略ですね。
ちなみに両者のNO.1訴求合戦は下記の通り。
リクナビが 掲載企業数NO.1、先輩が入社企業数を決めたサイトNO.1
マイナビが 学生満足度NO.1、エントリー利用率NO.1、内定獲得率NO.1
必死です。
googleトレンド検索でのリクナビとマイナビを比較をしたものがこちら。
就活解禁日前の30日間で抽出した結果がこちら。
マイナビの方が少し上回ってますね。
余談ですが、トレンドワードの比較をすると
マイナビがイベントよりの検索が多かったのに対し、リクナビはCMについての検索が大きかったようです。
TVCMを2月はリクナビもマイナビも注力していたようですが、
そちらの構成や効果についてはリクナビは優勢だったようです。
facebookのアカウントで比較すると、
2017卒がこちら。
両者同時期比較にもかかわらず半減。
facebookの戦略よりもツイッターやLINEに注力しているようですね〜
リクナビ・マイナビ《2018卒》はどっちがいいの??
まあ、個人的には、媒体の大きな差というよりは
営業マンの差、原稿のクオリティ、企業のマンパワー(媒体からのフォロー)などが
採用成功において重要なキーを握るかなと思います。
原稿一つで、エントリーが何百も変わりますので、しっかりとした原稿作りが肝になるかと思います。
今後も市場動向は定期的にレポートしていきますので、必見です。
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