学生に選ばれる企業に。相手の心をつかむ伝え方とは。
現在の市場において採用は困難を極め、
学生の売り手市場です。
従業員規模300人未満企業の求人倍率は脅威の6.45倍
企業の求人の数に対して、圧倒的に学生が少なくなっているのです。
過去の採用のように
企業が多くの学生から『選ぶ』のではなく、学生から企業が『選ばれる』
を意識することが重要となっています。
そんな中でポイントとなってくるのが、『説明会』での接し方。
学生とのリアルな接点の入り口であるだけに、
企業へ持つ印象にも大きく関わります。
ここで注意していただきたいのは3つ。
1.短い文で話をすること
あなたは説明会などで一文が長くなってしまってはないでしょうか?
「弊社は先輩から気さくに話しかけたり、一緒にランチをしたりと
明るく打ち解けやすい社風でして、仲が良くチームのような関係を築いておりますが、
反面教育環境しっかりと整えており、一人一人の良さを伸ばしていく~、、、」
「それで結局のところなにが言いたいの?」という印象を持たずにはいられません。
相手に伝えるという点においては、長い文章で話をするよりも、
短い文章で話したほうがテンポもよく、わかりやすいです。
2.「?」を提示して自分で考えさせること
ただ自社の利点や特徴を学生に提示をしても、
それだけで『選ばれる』ことはあまりありません。
話し方や伝え方を工夫する必要があります。
そこで、"質問"によって学生に自社に入社する理由を考えてもらうのはどうでしょうか。
「みなさんの将来の理想・就活をする理由はなんですか?」
「そのためには今のみなさんには何が足りませんか?」
「ではその不足を補うためにどんな会社に入社するべきでしょうか?」
などなど。
質問をされれば自分たちでその答えを考え、言葉にすることで自分の考えに責任を持つようになります。
質問を繰り返すことで、学生の中での考えが
ぼんやりとした【理想】から具体的な【理由】に変化していきます。
ここまで考えが明確になった上でそれに刺さる自社の強みを提示できれば、
学生からは他でもない「この会社だから入りたい」と選んでもらえるのです。
3.選択肢を出し、学生に決断させること
例えばある企業の人事が新しくエントリーした学生に対し、
「エントリーありがとうございます。よろしければまずは弊社の説明会に参加していただきたいのですがいかがですか?」
と学生にアプローチをしたとします。
ですが多くの学生は
「とりあえず予定を確認してからまた連絡します。」
と押し売りをされたような印象を持ってしまい、一歩下がってしまいます。
会話の主導権はこちらが持ちつつも、選択権は学生に譲ってあげることが
大切になります。
「エントリーありがとうございます。弊社ではエントリーしていただいた方に
・説明会に参加していただく
・一度面談としてフランクにお話する
・直接選考に参加していただく
という形で流れを選んでいただいております。いかがでしょうか?」
というように選択肢を準備し、その中から選んでもらうことで自ら決断したという状況を作り出します。
このようにアプローチすると学生は
「では面談(説明会・選考)をお願いします。」
と自らの意志で選んでくれることでしょう。
いかがでしたでしょうか?
この採用難の中でいかにいい人材と出会い、採用まで繋げられるかは
誰もが抱える課題となっています。
とはいってもやはり人気不人気の差は大きいです。
「やっぱり大手がいい!」
「人気業界に行きたい!」
しかし、そんな世の中だからこそ、
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