学生は変化する。時期に合わせたアプローチのポイント
5月に入り、ゴールデンウィークとなりました。
3月の就活解禁からはや2ヶ月が経ち、学生も就職活動に慣れてきたように感じます。
ゴールデンウィークが終わると6月には大手選考解禁。
より企業間競争は激化していくでしょう。
その中でも打ち勝つためにはどうすればいいのか。
今回は、学生に対するアプローチのポイントをお伝えします!
① 学生に沿った説明会を行う
学生の志向は、インターンシップや解禁後の
他社の情報や選考を通じて変化していきます。
時期によって学生の考え方・感じ方が変わるため、
企業側は柔軟に対応していく必要があります。
特にゴールデンウィーク明け以降は
学生も大手企業の情報にはとても敏感になります。
そこで大手とベンチャー企業の違いを理解してもらえるような
ワークを説明会の時間の中に組み込んだりなど、
トレンドに合わせた訴求がポイントです!
採用は生き物のように変化します。
説明会のコンテンツや伝える内容などは
短いスパンで定期的にPDCAを回していきましょう。
② アウトプットの場を設ける
人間の行動原理は3つのステップに分かれています。
① 感じる・思う
↓
② 考える
↓
③ 行動する
上記のように、相手に行動してもらうには
まず、その物事のニーズを喚起した上で考えてもらう必要があります。
そのため、学生には”学び”だけでなく、
思考を整理する”気づき”の機会(アウトプットの場)を設けてあげましょう。
このような時間を設けることで、
企業側は短時間でより深く学生の考え(志向)を理解することができます。
説明会のアンケートの「良かった」や「満足」で安心するのではなく、
そこからもう一歩踏み込んだ理解を説明会で行い、学生とより向き合える環境を作りましょう!
③ 学生との接触時間は短い
説明会を通じて「入社したい」と思った学生はその会社の選考に進みます。
選考学生との面接では学生にどんなことを聞いていますか?
企業と学生は説明会から内定までに接触する時間は
平均たったの「5~6時間ほど」と言われています。
多くの時間を投資するのではなく、
限られた時間の中でいかに相手の志向や行動、
そして将来性を理解できるかが面接でのポイントになります。
そのため、面接ではこの会社に興味を持った動機や
目標を把握するための質問をしましょう。
また、質問をする際は「いつまでに」「具体的には?」と深く質問を重ね、
“期間”と”数値”を聞き出し、それに見合った行動ができているのかを確認しましょう!
説明会や選考は企業と学生の相互理解の場です。
お互いがwin-winを感じ、信頼関係を構築できるのを目標としましょう!
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