ウェブ面接が増加している時代。次は「ロボリクルーティング」?


「ロボリクルーティング」ってみなさん知っていますか?

その名の通り、ロボット リクルーティング。

多くの応募者を迅速に選考するために取り入れている企業も増えてきています。

採用プロセスで最近デジタル化が進んでいる部分といえば、一次面接ですね。

企業各社がウェブ面接を取り入れて、採用にかかるコストと時間を節約しています。

 

例えば・・

保険のシグナ、金融のゴールドマン・サックス・グループ、コンピューターサービスのIBMなどの企業は

一部の応募者に対し、人間と話すのではなく、ウェブサイトにログオンして、コンピューターが提示する質問に

回答する様子を撮影したビデオを提出させています。

 

前面にカメラが付いているノートパソコンやスマートフォンの普及が進むと同時に、

ロボリクルーティングを採用する企業が増えているんだとか。

何百人もの応募者に対して効率的かつ公平な対応ができるほか、費用も節減できますね。

 

母集団が多すぎる・・・・・人事専任がいなく時間を割くにも割ききれないなどの悩みを抱える企業には

ロボリクルーティングはもってこいの採用手法かもしれません。

採用担当者の出張費は、ウェブ面接のおかげで大幅に削減されるため

地方採用に注力している企業にもぴったりの採用手法です。

 

 

意外や意外・・・

実は通常面接とそんなに大差はない?

ロボリクルーティングで企業が注目する部分は、通常の面接と似ています。

だいたい1次面接の場合、思考のプロセスをいかに上手に伝えられているか、

質問の全てに答えているか、

アイコンタクトを取っているかなどを基に応募者を評価しているそうです。

 

ロボリクルーティングでは「そわそわする人も多い」という話もよく聞きます。

実際の面接時にも目を見て話せる人とそうでない人って別れますよね。

それはWEB面接でも一緒です。顕著に出るため面白いです。

 

また、全ての応募者が同じ質問に答えなければならないため、無駄話や世間話より実質的な中身の重要性が高まるため

平等性も高まりますね。

 

デメリットとしては面接する側が関連質問をできない、何か一つの点について掘り下げられない点です。

その辺りは、1次選考を通過した選ばれた求職者に、あっていくという手法になってくるのでしょうか。

私もこの手法が外資で経験がありますが、Skype面接もザラにありました。

お互いに時間を有効に使える上に、柔軟な企業だな〜と好印象だった記憶があります。

 

さあ、今後さらにロボリクルーティングは増えていくのでしょうか。

注目ですね。

 

 

未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ

 

 


公開日:2016年8月18日