6月末時点での内定率65.3%!2017卒採用市場分析
就職活動における内定率。
周りは関係ない・・・と言いつつも、周りに内定を持っている友人が多いと焦るものですね。
よくそのようなご相談もいただきますが、現在全体で内定を持っている就活生は7割弱にも昇る勢いで増えています。
具体的には、6月末時点での内定率は65.3%!
2017卒に関しては選考活動開始月である6月末時点の内々定率は前年同月比+21.1ptの65.3%で、
前年の2016卒選考活動開始月となる8月の69.1%に迫る結果となっています。
一気に増えましたね。
特に理系院生は79.6%と、一気に8割近い内々定率となっています。
平均内々定保有社数は2.0社、複数内々定を獲得している学生の割合は53.3%と、
内々定率とあわせて、前年8月末の割合に近いです。(16年卒8月末2.1社、複数内々定保有割合54.7%)
未内定者を含めた活動を継続する学生の割合は前月比-27.5ptの58.1%となるなど、
6月で活動を終える学生は多いものの、いまだ6割近い学生が活動継続の意思を示しています。
(前年8月活動継続学生の割合:52.0%)
まだ動く学生が6割いるということなので、そこに期待する企業も多いのではないでしょうか。
内々定保有者に現時点で入社意思の最も高い企業の業界を尋ねたところ、
「金融」が前月比+5.8ptの12.8%と、選考解禁初月に内々定獲得者が一気に増加しました。
従業員規模別では、1,000人以上の合計が49.9%となるなど、前年8月の47.3%を上回っています。
地域別の内々定率では北陸が77.8%でトップとなる一方、九州が57.8%と、やや遅れて進捗しています。
震災があった熊本県だけで内々定率を算出してみたところ、
46.9%(有効回答数81名)と、九州の中でも進捗が遅れているようです。。
震災に負けず、頑張って欲しいですね。
私たちもできる限りのサポートをしていきたいと考えています。
2016卒の採用時の8月と2017卒の6月を同じものと考えた時に、
2017卒採用の後半戦は昨年よりも厳しいものになるのかもしれませんね。
先日ご紹介した2017卒の後半にできる施策まとめも下記でご紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
2017卒採用はまだまだここから。アクティブな人材と出会えるおすすめ手法
未来を作るネクストリーダーのためのキャリアサイト:パッションナビ