“めんどくさい”はなぜ生まれる!?引き起こしてしまう3つの考え


“めんどくさい”はなぜ生まれる!?引き起こしてしまう3つの考え

「めんどくさい・・・」
就活や仕事をしているとついつい出てきてしまうこの言葉。

この「めんどくさい」という感情は、
喜怒哀楽、妬みに続く、人間誰しもが持ち合わせている「第6の感情」とも言われています。

今日はそんな「めんどくさい」という感情がなぜ生まれるのか、
引き起こしてしまう3つの考えをご紹介します!


 

 

1.効率的にやりたい



実は普段やっていない事やなれていない事をする場合、
効率的にやりたいという考えは「めんどくさい」という感情を引き起こします。

「効率的にやりたい」という考えがあると、行動する前に、
なるべく
多くの情報を集めてからでないと行動できないと思ってしまうからです。

そのように集めた情報のせいでかえって混乱して、
行動できなくなってしまうのです。

すると行動を起こす際に
「めんどくさい」という感情が芽生えてしまいます。

やり方で悩み何もしないくらいなら、とりあえずやってみましょう。
効率性を求めるよりも、
何事も始めてみて続ける事が大事です!


2.選択肢は多い方が良い


 

選択肢が多いほうが成功するチャンスが広がると思われがちですが、
人は選択肢が多いと行動しづらくなるのです。

買い物で、数種類のラインナップの商品と、
数十種類のラインナップの商品とを比較した場合、

種類が少ない商品の方がはるかに売れやすいという研究結果があります。
そうはいっても
選択肢が少なすぎても不安になりますよね。

行動する前に全く情報収集をしないのはどうかと思いますが、
ある程度情報を集めた段階で、
行動に移すことが大事です。

 

3.考えることは良い事だ



一般的に「考えることは良いことだ」と思っている人が多いと思います。
しかし、それは
「意図的な思考」の事でぼんやり考える事とは全く別なのです!

ある研究結果によると、
紙やパソコンに自分の考えを書きながら行う「意図的な思考」とは別に、

人は1日に6万回考えている(なんとなくの思考)そうです。
そのうち95%は前日または前々日と同じ事を考え、
80%はネガティブな考えだと言います。

更に心理学には
「ネガティビティ・バイアス」という言葉があります。
これは人は、ポジティブなことよりも、
ネガティブな事の方が強烈に記憶に残りやすいのです。

上記のことをふまえると人は考える度ネガティブで強烈な記憶が蓄積されていきます。
それでも考える事が良いことだと言えるでしょうか?

そうはいっても考えないようにしようとしても、

今この瞬間には既に何かを考えています。

最後に手軽で簡単に
「考えない力」を鍛えられる方法をお伝えします。


■ネーミング・ウォーク



1人で歩いているときに、ふと目にしたものに1つの単語で名前をつけます
どんな名前を付けるかは自由です。

例えば歩いていて、
電柱にそのまま「電柱」と名付けても良いし、「タワー」でも
「ポペ」などと意味のない名前をつけてもかまいません。

もう一度電柱を見た時には、
同じ名前を付けても、違う名前をつけてもかまいません。

また「ネーミング・ウォーク」をする際に注意点が3つあります。


①2つ以上の単語を使ってはならない

②誰かと話しながら行ってはいけない

③連想してしまうような、あなたにとって特別な意味をもつ名前をつけない

3つの注意点を守りながら「ネーミング・ウォーク」を行うと、
頭が空っぽになり、
深いリラックス効果が得られます。

瞑想に近い感覚で、めんどくさい気持ちもなくなり、
自然とラクに行動できるようになるので是非試してみてください!


公開日:2016年5月27日