リクナビ・マイナビ《2017卒》はどっちがいいの??


リクナビ・マイナビ《2017卒》はどっちがいいの??

 

3/1 いよいよ2017卒も就活解禁になりましたね。

とは言いつつも、ほとんどの企業が就活解禁ルールを守らないと言われているこの世の中。

新卒WATCHの中でのアンケートにも

「選考解禁が6月になった場合、経団連の方針を遵守しますか?」という問いに対して、73%が「しない」と回答しています。

 

 

経団連の強いたこのルールももはや茶番のようになっておりますが

2016卒と2017卒の新卒採用市場では具体的にどのくらいの変化があるのでしょうか。

 

一般に大手就職サイトと言われるリクナビ・マイナビで比較してみましょう。

 

まずは掲載社数。

2016卒はマイナビが社数no.1サイトとして最終的に17000社の掲載企業をあつめました。

リクナビは掲載企業数が14000社ほどで、約3000社の開きがありました。

 

2017卒はどうでしょうか。

 

リクナビ

 

リクナビ 掲載企業数   22595

 

 

マイナビ

 

 マイナビ 掲載企業数  17142社 

 

 

なんと!

2016卒の掲載企業数no.1であるマイナビと5000社という大きな差をつけて、

リクナビが掲載社数no,1に返り咲きました!!!!

 

エントリー可能な社数

リクナビ エントリー可能社数 10232社

マイナビ エントリー可能社数 15423社

 

掲載企業数はリクナビがNo.1 で エントリー可能な社数No.1はマイナビ。

 

参加可能な説明会数(3/2現在)

リクナビ 6526社

マイナビ 8442社

 

参加可能な説明会の数もマイナビの方が多いようです。

 

これってなんで??と思う学生さんも多いと思うので、

少しだけ謎解きをしておくと、2016卒でマイナビに掲載社数no.1になったことが非常に悔しかったようで、

2017卒の掲載社数を一気に増やす施策として、

リクナビダイレクトを無料で開放する!という手段をとりました。

 

無料だったら取り急ぎ掲載しておくか、と思う企業も多い為、圧倒的な社数を叩き出すことができたのでしょう。

なので、実質10000社くらいは無料で掲載しているのではないかと推測できます。

 

それでも、掲載社数no.1という広告効果は非常に大きいものなのではないでしょうか。

これもまた、戦略ですね。

 

googleトレンド検索でのリクナビとマイナビを比較をしたものがこちら。

 

 

12ヶ月で抽出すると、マイナビの方が全体的に、注目されている傾向にありますね。

 

就活解禁日を挟んだ7日間で抽出した結果がこちら。

 

 

注目すべきは3/1 の就職解禁24:00。

pcの前やスマホを握りしめてスタンバイしていた就活生も多いのではないでしょうか。

グーンっと検索結果が伸びていますね。

たしかにマイナビは深夜に1時間ほどサイトにアクセスしにくい状態がありました。

 

Twitterでもサーバーが落ちている、という投稿が目立ちました。

ちなみに、あさがくとキャリタスもサーバーダウンしてましたね。

 

 

facebookのアカウントで比較すると、

ページのいいね数ではリクナビですが、更新数やエンゲージメントではマイナビの方が上ですね。

 

 

ちなみにリクナビ2017の人気企業ランキングがこちら。

1位 キリン株式会社

2位 全日本空輸株式会社

3位 株式会社エイチ・アイ・エス

4位日本郵政グループ(日本郵便株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険)

5位アサヒグループ(アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒフードアンドヘルスケア、和光堂、天野実業)

6位 JTBグループ

7位 三菱UFJ信託銀行株式会社

8位 江崎グリコ株式会社

9位 パナソニック株式会社

10位 ANAエアポートサービス株式会社

 

マイナビ2017は業界別でしかエントリーランキングが抽出できないのですが、

検索ワードランキングの結果がこちら。

 

1位 博報堂
2位 富士通
3位 銀行
4位 伊藤忠
5位 三井不動産
6位 ANA
7位 三菱
8位 ニトリ
9位 資生堂
10位

信用金庫

 

やはり、知っている有名企業の人気がマイナビもリクナビも高いようですね。

 

 

ちなみに2017卒はリクナビのリニューアルは前年と比較して大きな変更があります。

まずはTOPのデザイン変更

流行にあわせて、大きめな画像を使用し、UIを意識したことが見て取れます。

また、LINEとの連携も大きなポイント。

学生が説明会予約や面接予約をするとLINEでリマインドが送られてくるようになりました。

 

リクナビのデザイン変更によるUI改善ややLINEとの連携、そして無料とはいえ圧倒的な掲載社数。

2016卒や解禁日はマイナビの方が注目されていた様ですが、

果たして、今後の動向はどうなっていくのでしょうか。

 

リクナビ・マイナビ《2017卒》はどっちがいいの??

まあ、個人的には、媒体での大きな差というよりは

営業マンの差、原稿のクオリティ、企業のマンパワー(媒体からのフォロー)などが

採用成功において重要なキーを握るかなと思います。

 

原稿一つで、エントリーが何百も変わりますので、しっかりとした原稿作りが肝になるかと思います。

 

今後も市場動向は定期的にレポートしていきますので、必見です。

 

 

ココロをツナグ キャリアサイト パッションナビ



 

 


公開日:2016年3月2日